【ストップ温暖化!】私たちにできること

 毎日猛暑の続く中ですがみなさんはどうお過ごしですか?
 街を行きかう方々の手元や首回りにはたくさんの暑さ対策グッズを目にします。ハンディ扇風機だったり冷却タオルだったり、もちろん水筒も欠かせませんね。
 さて、そんな熱中症対策については前回おさらいをし、その中で少し触れた温暖化。熱中症の要因のひとつとなっていることを説明しました。今回はその温暖化を緩めるために、今私たちにできることを考えてみましょう。

温暖化緩和のための課題

 気象庁によると、地球温暖化対策の中で一番大きな課題が二酸化炭素の排出量の削減といいます。二酸化炭素の排出量を減らすには化石燃料の消費を減らす必要があるのです。
 日本の二酸化炭素排出量の約2割は、給湯や暖房、調理のためのガスの使用、電気製品の使用、自家用車の利用などにより、わたしたちの日常生活から排出されています。どれもすべて、今では欠かせないエネルギーばかりですし、それを開発していった方たちの努力は計り知れません。ですが、その結果、地球と我々を苦しめる現象が起きていることも事実。必要なエネルギーをうまく使い、抑えながらどう付き合っていくか。これが今よく言われている省エネなんですね。
 もちろん食べ物だって人間が生きる上でのエネルギーのひとつです。特に昨年からは飲食店の営業が阻まれ、食べてもらえるはずの食品が大量に処分の的になってしまった「食品ロス」がつづきました。これを抑える動きも広がっているほどで、筆者はこのことも省エネの取り組みの一環だと思っています。
 話しは二酸化炭素に戻りますが、そのようなエネルギーを使用することで排出された二酸化炭素を減らすため、具体的に何ができるのか、ご紹介していきます。

一人でできる!温暖化対策

照明

・照明を使う時間は短くしよう。日光の有効活用をするために日中は日当たりの良い部屋で仕事をするなど。
・使わないときはこまめに消そう。

・短い距離は歩こう。健康の為にもなります。
・乗り物なら車ではなく、積極的に自転車に乗ろう。

お風呂

・シャワーを出す時間は短くしよう。

テレビ

・テレビを見る時間を少なくしよう。
・見ていない時は電源を切ろう。
・しばらく見ない時はプラグを抜こう。

エアコン

・冷房は28℃、暖房は20℃に設定しよう。
・使うときは窓やカーテンは閉めよう。
・夏は扇風機の合わせ技で、上手に活用しよう。

着るもの

・夏は涼しく、冬は暖かく、気温に合わせた服装を選ぼう。

食事

・夏は冷たい物を食べ、冬は暖かいものを食べて、体を内側からもコントロールしよう。
・旬の野菜などを積極的に摂取しよう。旬ものは栄養価も高いためエネルギーになりやすい。

冷蔵庫

・冷蔵庫の開け閉めは短い時間で中身を整理して、ものをつめすぎないようにしよう。

カーテン

・冬は特にカーテンなど閉めて、窓やドアから熱が逃げないように工夫しよう。

家族とできる!温暖化対策

フィルターなどの掃除

・エアコン、換気扇、洗濯機など、フィルターはこまめに掃除する。
・照明器具もそうじすることで明るさを最大限生かせます。

温度調節

・夏は打ち水をすると自然の力で温度調節ができます。

カーテンにプラスワン

・窓の外に植物のカーテンを作って、夏の日差しを防ごう。

過ごし方

・家ではできるだけ同じ部屋で過ごそう。

お風呂

・お風呂は冷めないうちに続けて入ろう。

こんなことも省エネに!

ほかにも様々な工夫があります。チェックしてみましょう。
◆冷蔵庫は壁や家具から離れているか
 ⇒冷蔵庫の背面には放熱板があり、この放熱板と背面の壁の距離が
  近すぎると十分な放熱ができなくなり、
  冷蔵庫の冷えが悪くなります。
◆エアコンの室外機の周りにものが置かれてないか
 ⇒エアコンの室外機は、周りの空気を吸い込んで、
  夏は室内の熱を外に放出、
  冬は屋外の熱を吸収している役割があります。
  よって、室外機の周りに物を置くと
  空気が流れにくくなり、冷房のときは室外機から出された熱風を
  再び吸い込んでしまい冷房効率が下がります。
  室外機の周りにスペースを空けて風通しを良くし
  空気がスムーズに流れるようにしましょう。
◆炊飯器は長時間の保温をしてないか
 ⇒保温は電力を消費しやすいです。
  7~8時間保温機能を使ってしまうと、お米を2回に分けて炊く方がお得。
  3~4時間保温機能を使ってしまうと、
  冷凍したご飯を電子レンジでチンした方がお得だそうです。
◆LED省エネ電球を使っているか
 ⇒LED電球の消費電力は白熱電球と比べて大変少なく、
  寿命はどの電球よりも長いです。
  消費電力が少ないため、二酸化炭素の排出量が少なく
  環境に優しいのです。
◆太陽の光を発電などに活用しているか
 ⇒自然の力で発電するので二酸化炭素が出ません。
◆レジ袋を断っているか
 ⇒日本でのレジ袋の年間消費量は約300億枚と言われています。
  これは乳幼児を除いた国民一人あたり約300枚を
  使用している計算になります。
  この枚数分のレジ袋を製造するには約50~60万キロリットルの
  石油が必要になる為、レジ袋を削減することで石油消費量の
  削減が期待されるのです。そして連動して製造にあたり石油で燃焼する
  工程も少なくなるので温室効果ガスも削減し、地球温暖化防止へも
  繋がります。
◆お風呂の残り湯を洗濯などに活用しているか
 ⇒節水になり環境に良い働きです。
◆車ではなく、電車やバスに乗っているか
 ⇒電車やバスなどの公共交通機関の方が、一人当たりの二酸化炭素排出量が少なく
  地球に優しい乗り物です。
◆車に乗るときはエコドライブをしているか
 ⇒車が止まっているときはエンジンを切る「アイドリングストップ」をすることで
  エンジンから発せられる有害な排出ガス(二酸化炭素、窒素酸化物、微細粒子など)
  を削減することができます。

いかがでしたか?

 便利にしようとしても、そこに生じるリスクがあります。何を利用して、何を利用しないか、選択と判断は一人一人異なりますが、一人一人がこの危機に気づき、削減していくことが、地球環境の保全に繋がります。
 熱中症や様々な環境の危険に対策をするのは必要なことですが、今一度原点に戻り、自分たちに何ができるのか考え、行動に起こしてみてください。


■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
<神奈川県のプロパンガスについてはこちらまで>
有限会社熊沢商店
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