【ストップ温暖化!】熱中症を防ごう!

 ここのところ、急なゲリラ豪雨、雷、突風など、異常気象が目立ちますね。これも地球温暖化による影響が少なくはありません。そんな環境変化の中、夏を目の前に今一番気を付けたいのが熱中症です。
 実は世界の平均気温が長期的に見て上昇傾向にあり、1891年以降の100年のうちで0.68℃の割合で上昇していることが観測されているのです。最高気温が35℃の猛暑日や、最低気温が25℃以上の熱帯夜の日数が、それぞれ増加傾向を示しているとのこと。これは普通に生活していても身体が耐え兼ねない気温であるにも関わらず、ここ1年以上は外出もままならず運動不足でもあるため、身体が弱っている方も多いと思います。少しの外出でも油断をすると熱中症で倒れてしまう危険がある為、充分な備えが必要です。
 今回は熱中症による症状を知り、その対策についておさらいしていくことと、少しでも温暖化を防ぐ方法はあるのか、2回に分けて探っていきたいと思います。

熱中症の症状

 熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。

めまいや顔のほてり

 めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。 一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。

筋肉痛や筋肉のけいれん

 「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。 筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなったりこともあります。

体のだるさや吐き気

 体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

汗のかきかたがおかしい

ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

体温が高い、皮ふの異常

体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をしたりする。 または、体がガクガクとひきつけを起こす、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症にかかっています。 すぐ医療機関を受診しましょう。

水分補給ができない

 呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。

暑さに負けない体力づくりをしよう

 熱中症を予防するには、暑さに負けない体力づくりが大切です。日常的に適度な運動を行い、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。

水分をこまめにとる

喉が渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。

塩分をほど良く摂ろう

 過度に塩分を摂る必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは特に塩分補給をしましょう。ただし、かかり付け医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上その指示に従いましょう。

睡眠環境を快適に保とう

 通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。

丈夫な体をつくろう

 バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体つくりをしましょう。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。

暑さに対する工夫をしよう

 暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。適度な空調で室内の温度を快適に保ったり、衣服を工夫することで、熱中症の危険を避けやすくなります。また、日よけをして直射日光を避けましょう。自分のいる環境の熱中症危険度を常に気にする習慣をつけることも重要です。

気温と温度をいつも気にしよう

 いま自分のいる環境の気温や湿度をいつも気にしましょう。屋内の場合は、日差しを遮ったり風通しを良くすることで、気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう。

室内を涼しくしよう

 扇風機やエアコンで室温を適度に下げましょう。過度の節電や「この程度の厚さなら大丈夫」と我慢してはいけません。

衣服を工夫しよう

 衣服を工夫して暑さを調整しましょう。衣服は麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性にすぐれた素材を選ぶと良いでしょう。

日差しをよけよう

 帽子をかぶったり、日傘をさすことで直射日光をよけましょう。また、なるべく日陰を選んで歩いたり、日陰でで活動したりするようにしましょう。

冷却グッズを身に付けよう

 冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用しましょう。毎日の生活で使えるものから夏の寝苦しさを和らげるようなものまで、さまざまなグッズがあります。ちなみに、首元など太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと、効率よく体を冷やすことができます。

特に注意が必要なシーンや場所で、暑さから身を守るアクションを

 炎天下でのスポーツや、空調設備の整っていない環境での作業時などでは、熱中症の危険からしっかりと身を守るアクションをとることが必要です。適度な水分と塩分の補給をおこない、こまめに休憩をとるようにしましょう。

飲み物を持ち歩こう

 出かけるときは水筒などでいつでも飲み物を持ち歩き、気付いた時にすぐ水分補給できるようにしましょう。

休憩をおまめにとろう

 暑さや日差しにさらされる環境で活動するときなどは、こまめな休憩をとり、無理をしないようにしましょう。

熱中症指数を気にしよう

 携帯型熱中症計やテレビ、Webなどで公開されている熱中症指数で、熱中症の危険度を気にしましょう。

対策に適した参考商品

 上記では注意するべきポイントを挙げてきました。ここではそれらの対策に適した商品をご紹介。
◆塩分や水分の補給に◆
・日本コカ・コーラ株式会社/アクエリアス(水分とミネラルを一緒に補給することができる)
・エバラ/浅漬けの素(野菜の水分栄養分と適度な塩分がとれて良い)
・カバヤ商品株式会社/塩分チャージタブレッツ(発汗で体から失われる塩分、カリウムを手軽に補給できるラムネ菓子)
・株式会社くらこん/塩こんぶ(手軽に塩分やミネラルが普段の食事から摂取できる)
◆丈夫な体をつくろう◆
・佐藤製薬株式会社(体調不良時や体が低栄養状態にあると熱中症にかかりやすくなる。そんなときのための栄養補給に)
◆室内を涼しく、日差しをよける◆
・東芝ライフスタイル株式貴社/東芝エアコン大清快(暑さの厳しい日でも、冷風感や冷やしすぎを気にすることなくつけっぱなしのままで使えるのが特徴)
・株式会社リクシル/外付け日よけスタイルシェード(熱中症の約4割は家の中で発生している。原因としては窓から室内への熱の流入がある。その熱を窓の外側で陽射しをカットすることができ、室内の温度上昇を抑えることができる)
・株式会社小川/日傘(持ち歩ける陰。使用することにより熱中症や暑さから身を守る)
◆涼しく快適に過ごすために◆
・株式会社空調服/空調服(ファンが内臓された空調服を発明したパイオニア
・株式会社リベルタ/フリーズテック(汗と風で驚くほどの冷感が持続するクーリングウェア)
・花王株式会社/ビオレ冷シート(シートに含まれるたっぷりの冷却ウォーターが肌の熱を奪って蒸発することにより、実際に肌温度を下げられることが特徴)

いかがでしたか?

 まずは熱中症の症状と対策についておさらいしていきました。外にいる時はもちろんでしたが、室内にいるときでも熱中症が多数起きているとは驚きです。暑くて食欲がない日でも水分と塩分はしっかり摂り入れ、日よけや温度の対策をばっちりしてこの夏に備えましょう。
 そして、我々を苦しめるこの異常気象の原因は、どのようにしたら抑えることができるのか。次回一緒に考えていきましょう!


■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
<神奈川県のプロパンガスについてはこちらまで>
有限会社熊沢商店
住所→神奈川県平塚市東中原1-2-23
電話番号→0120-77-9038
メールアドレス→info@gas-kumazawa.jp

※参考文献 一般財団法人 日本気象協会より抜粋




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