頂いたお土産についてきた紙袋、ブランドのショップバッグ、お菓子のかわいい箱や缶、プレゼントの包装紙まで・・・このような物、すべて残していてはないですか?
柄が素敵だったり、滅多に買わないブランドの紙袋なんかだと、なかなか捨てれないですよね。いつか役に立つ日がくるかも・・・なんて思ってませんか?
捨てられないわけではない、本当の心理
片付けられない人の典型的なエピソードとして、「紙袋が捨てられない」「空き箱をためこんでしまう」というものがあるようです。でもこれは、「捨てられない」のではなく実は「完璧主義の性格」からなるものである、らしいのです。
完璧主義の傾向とは?
もしかしたらと後悔したくない人
たまってしまった紙袋をいざ捨てようとすると、「もしかしたら使うかもしれない」という気持ちになり、どれも手放せなくなってしまう方がいます。この傾向は各種チラシや割引券などの紙類でも多く見られます。実際に捨てたことで少しでも後悔した経験がある場合、その時の痛みが記憶に残って「もうあんな思いはしたくない」という気持ちのブレーキがかかってしまうのです。これが、完璧主義者だからこそ、後悔したくない思いの表れなのです。
それは思い出にとらわれているからかも
観光施設のパンフレットやチケットの半券など旅の思い出に関するものも「手放すと思い出が薄まってしまう」と感じて手放せなかったり。使う訳ではないけれど、捨てたら後悔するという思いが背景にある点では先程と同じです。ひとつひとつは小さなものでも、加速度的に増えていき、早々に管理できない量になってしまうのは間違いないでしょう。
現在と向き合っていますか?
上記のような思考に陥るとき、人は『未来/過去』に過剰にとらわれて、『現在』がおろそかになっています。
基本的に、モノに「持つべき/手放すべき」という基準はなく、スペースがあるなら取っておいてもok。ただし、余分なスペースを使ってまで残すべき物か、まず考えましょう。
かつて「捨てなければよかった」と後悔したとしても、本当にそれが取返しのつかないことだったのか、今一度じっくり思い出してみましょう。
・経済的、精神的にそこまで大きなダメージを追ったか?
・なんらかの方法でリカバリーが可能ではなかったか?
このように改めて考えてみると、今、これだけの場所を使ってキープするほどのことではないかも、、、と思えるものもあるはずです。
判断基準とためこまないコツ
もし残すなら、自分なりの判断基準をもちましょう。
例えば、
・使う大きさの物を決める
・丈夫な物は残す、すぐに破けそうな素材なら捨てる
・デザインの好きなものを残す
・スペースを決めてそれ以上にはため込まない、たまりそうならどれかは捨てる
・再利用できるものは使う、使わないものは捨てる
以上のように、スペースと自分自身の納得感のバランスを見て決めましょう。
写真で残して現物は捨てる
ちなみに、旅行の思い出は写真に撮るなどすれば場所をとらずに残すこともできます。これは、小さいお子さんの作った作品や、描いた絵などでも、記録の残し方として使えますね。
新しく買った製品はすぐに開けて箱などは捨てる
ちょっとした電化製品やおもちゃの入っていた箱も、すぐに開けて潰しましょう。先々、売ったりする予定があるのであれば、どこかに保管するのもありですが、それも1年~3年が目安でしょう。そして、キレイに開けられず、箱がボロボロになってしまったものは価値が落ちるため処分してしまった方が良いです。そして説明書は所定のファイルを作ってすべてまとめておきましょう。最近ではインターネットで製品名さえわかれば電子説明書もあるので、そちらを利用する場合は処分してしまっても良いですね。
割引券をため込まない
割引券なども、たくさん貰うとお得感があり、なかなか捨てられないですよね。けれど、沢山持っていると肝心な期限を忘れてしまい、いざ利用したい時に利用できない、なんてことも経験ありませんか?
その為、本当に良く利用するお店の割引券のみ残して、たまたま行った場所でたまたまもらった割引券などは処分してしまうのがおすすめです。その割引券の為にわざわざ足を運ぶ場所なのか、考えてみましょう。
筆者の場合、割引券の保管場所はお財布のお札を入れるスペースに、期限の早い順に手前から保管しています。こうすることで支払いの時必ず目に入り、出し忘れることが減りました。そして、買い物をした日は必ずお財布をチェック。筆者は家計簿もつけているので、その時に割引券の期限を確認し、もう必要のないものはとっとと捨てる。これに限ります。
それでも捨てられないなら再利用
再利用が目的であれば、再利用できないものは捨てる。もしくは捨てられないなら早いうちに再利用するのがベスト。
空き箱の再利用
筆者の判断基準としては、インテリアに合っているかどうかです。いくら可愛くても、インテリアに合わないものは処分しています。そしてすぐに利用しています。
・お手紙道具入れ・折り紙入れ・シール入れ・書類入れ・コースター入れ・ハンカチやタオル入れ【写真例】
空き缶の再利用
缶は丈夫なのと保存性があるのでお菓子を入れる缶に利用したりしています。
・お菓子入れ【写真例】・裁縫道具・子どもの細かいおもちゃ入れ
紙袋
ちょっとしたものを入れて持ち歩く、、ようなことはもうしない世代なので、小さいブランドショップバッグは使えないものが多いです。が、なかなか手に入れにくい学生の世代だとこれが需要がある。フリマアプリで売れることも良い再利用です。また、丈夫な素材の紙袋だと収納アイテムにも使えます。
・フリマアプリで売る・生地入れ(持ち手の部分を内側に折ることでしっかりします。)【写真例】
包装紙や包装袋
袋状の包装物なら、誰かにモノを渡す時に再利用できるかもしれません。が、包装紙はどうでしょう?またキレイに包むことができるならまだしも、あげる物によってサイズもまちまちです。でも柄は可愛い。
そこで筆者はカットして折り紙にしてすようしています。子供の良い遊び道具になり重宝していますよ♪
以上、あくまで参考ですが、利用できるものはすぐに実践してみてください!
いかがでしたか?
物は使いよう。完璧主義者だからこそ、「捨てたことで失敗したくない」と思うのではなく、「無駄なくうまく使いこなす」ことで完璧を求めてみるのはいかがでしょうか?思い出は場所をとらず、データにすることで心置きなく処分もできるはずです。気持ちもスペースもスッキリして、『片付けられない』から卒業してみましょう!
■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
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