【くしゃみが止まらない!】原因と対処法

年末年始は、関東でも雪がちらつく大寒波がやってきましたね。
このように急に寒さがやってくると、体に変化が出てくる人もいます。
皆さんもご経験ありませんか?花粉症の季節でもないのにくしゃみの嵐。
これは、寒暖差アレルギーと呼ばれるもので、気温の変化と体調により発症しやすくなるんだとか。
ちなみに筆者は鼻炎ということもあり、朝起きるとくしゃみがとまらない経験をしています。
このご時世、くしゃみがなかなか止まらないと人目も気になるところ。

こういった症状を回避できるよう
今回はくしゃみの原因と対処法についての記事をまとめてみました。

くしゃみが止まらない原因

くしゃみが止まらい原因には、感染症(風邪やインフルエンザなど)や副鼻腔炎、
アレルギー(花粉症など)や自律神経の乱れなどが考えられます。
感染症や副鼻腔炎については、市販のお薬や病院で処方されるお薬等に頼るのが一番なので、
今回はその他二つの原因についてお伝えしていきます。

アレルギーが原因の場合

花粉やハウスダスト(チリやホコリなど)などの物質が体に入り込もうとした時、くしゃみが発生します。
「いつも決まった状況でくしゃみが止まらなくなる」という人は、何らかのアレルギーを持っている可能性があります。

●埃っぽい場所でくしゃみ → ハウスダストアレルギーなど
●ある季節になるとくしゃみ → 花粉症など
●お酒を飲むとくしゃみ → アルコールアレルギー
●寒暖差があるとくしゃみ → 寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)

他にも、ストレスを抱えている場合や、体が疲れていて体調が良くないときに、くしゃみが増える場合もあります。
これは、疲れやストレスにより自律神経が乱れることで、鼻が刺激に敏感になってしまうから。

【朝や夜にくしゃみが止まらない理由】
冒頭で述べた「朝起きるとくしゃみがとまらなくなる」というのもアレルギーの可能性が高いようです。
その名もモーニングアタックと耳鼻咽喉科の中では呼ばれているそうで、朝にくしゃみが止まらなくなる症状のことです。
眠っている時は床に落ちている花粉やホコリが、起床して人が動き出すと空気中に舞い上がり、鼻を刺激し、くしゃみが出るというものだそう。
また、自律神経の働きは起床すると、副交感神経から交感神経に切り替わるのですが、この切り替わりの乱れが原因で、モーニングアタックを発症する人もいるとのこと。
ちなみに「夜にくしゃみが止まらない」のはアレルギー性鼻炎の可能性があるとのこと。
アレルギー性鼻炎には、即反応が出る場合と、少し時間が経ってから反応が出る人がいるよう。(体質により異なります)
昼間に吸い込んだ、花粉やアレルゲンの影響が眠る前に現れるというのが、原因のひとつのようです。

 

【寒暖差アレルギーとは?】
寒暖差アレルギーと呼ばれていますが、実際にはアレルギーではなく、他のアレルギーに起因しない点が特徴。花粉症であれば、花粉やホコリ、ダニなどを原因とするアレルゲンがはっきりと存在しますが、それがありません。症状も、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった、風邪と似ていますが、ウイルスに感染して炎症を起こすわけでもありません。

医学的な正式名称は血管運動性鼻炎。

通常、鼻やのどの「気道」は冷たい空気が入ってくると「血流」を豊富にして粘膜を増やす働きがあります。これは起動を守るための体の正しい反応です。ところが、寒暖差で急に冷たい空気が入ってくると、この粘膜を増やすシステムが過度に反応してしまう人がいます。それにより鼻水が出すぎたり、くしゃみがとまらなくなってしまうことを、寒暖差アレルギーと呼ぶようになりました。

自律神経の乱れが原因の場合

疲れやストレスで自律神経が乱れくしゃみが出るのは、寒暖差アレルギーの症状が出る原因のひとつにもなっています。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類に分かれていますが、これらの神経は臓器や血管に対して正反対の影響を及ぼします。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れるほど、寒暖差アレルギー発症の危険度が高くなります。
交感神経が優位になると、血管が収縮して血圧を上昇させてしまいます。
それとは逆に、副交感神経の方が優位になった場合には血管が拡張して血圧が低下させると、両者のバランスが崩れて、寒暖差アレルギーにつながります。

くしゃみの原因のひとつに寒暖差アレルギーがあり ← その原因のひとつに自律神経の乱れがある
そしてさらに深堀りをすると、その自律神経の乱れにも原因があるということですね。

【自律神経の乱れの原因になる5つのこと】
―ストレス―
忙しい現代人は職場でもプライベートでも、大なり小なりストレスから逃げられません。
ストレスに対する耐性には個人差が大きいため、数値化するのが難しいのが現状です。
ストレスがあるのはわかっていても我慢し続けていると、自律神経が乱れ、寒暖差アレルギーという症状になって表れることがあります。

―生活習慣―
生活習慣が原因になって、自律神経の乱れにつながることも少なくありません。
自律神経というのは、一般的に昼間に交感神経が活発になり、夜になると副交感神経が活発になります。
これら2つの神経がうまく切り替わるため、昼は活発に動ける一方で、夜はリラックスできるわけです。
そのため、徹夜や睡眠不足が続いたり、昼と夜が逆転するような不規則な生活をしたりしていると、交感神経ばかりが活発化して、自律神経の乱れにつながります。
時間的な問題だけでなく、暴飲暴食による自律神経の乱れが原因で寒暖差アレルギーが発症することもあります。
また、スポーツのやり過ぎも自律神経の乱れにつながって、寒暖差アレルギーの原因になることもあります。
スポーツと言えば、健康に良いものだと考えられがちですが、疲労困憊するほどやり過ぎれば寒暖差アレルギーになる危険性があることに注意しましょう。

―ホルモンバランス―
ホルモンバランスが崩れも自律神経の乱れにつながる可能性があります。
ホルモンバランスを崩すのは圧倒的に女性の方が多いのは、女性は妊娠出産や月経があることと関係しているでしょう。
また、女性の方が男性よりも寒暖差アレルギーになりやすいのは、筋肉量の少なさも関係していると考えられます。

―日中の温度差が7度以上―
日中の温度差が7度以上になると、寒暖差アレルギーの症状が出やすくなります。
それほど温度差が大きくなれば、かなり元気な人でも体調を崩しやすくなるでしょう。
しかし、7度の温度差というのは、季節の変わり目であればそれほど珍しいことではありません。
昼間はポカポカ陽気で暖かかったものが、夕方になると急に寒くなったりするのを経験したことがあるでしょう。
そういう時期ほど、寒暖差アレルギーになりやすいです。

―鼻の粘膜の腫れ―
鼻の粘膜にある血管は適切な収縮と緊張によって血流が保たれていますが、これらをコントロールしているのが自律神経の働きです。
そのため、自律神経が乱れると鼻の内側の粘膜が腫れることがあり、これも寒暖差アレルギーの原因のひとつになります。

くしゃみの止め方はあるの?

これまでご紹介した原因などから、くしゃみが発症するととてもやっかいですね。
いつでも鼻をかめる状況とは限りませんし、かみすぎて鼻の周りのお肌の肌荒れも女性には気になるところ。
そこで最後は、「必ず止まる」訳ではありませんが、症状を和らげ、知っておいて損はない方法をご紹介。

ツボを押さえると和らぐ?

・上星のツボを押さえる
上星と言われるツボは鼻の通りを良くして、鼻のムズムズを抑えてくれます。
鼻の延長線上、髪の生え際から一寸上(3センチ程上)にあるので、なかなか止まらないときは押さえてみてください。
・外関のツボを押して体を温める
体を温めると寒暖差アレルギーの症状が緩和されやすくなります。
体を温める方法として効果的なのが、手首の甲にある外関(がいかん)と呼ばれるツボを押すことです。
このツボを指で押すと体が温まり、寒暖差アレルギーの症状が収まる可能性があります。

血流を良くする

血流を良くすることも寒暖差アレルギーの症状を緩和するのに効果的です。
血流を良くするためのポイントは、首や手首、足首を温めることです。
これらの部位には太い血管が皮膚の表面近くを通っているため、温めたときの血流効果が大きくなります。

お風呂でリラックスする

お風呂に漬かってリラックスするのも、寒暖差アレルギーの緩和に効果的です。
入浴はシャワーの方が簡単ですが、寒暖差アレルギーの緩和効果では湯船に浸かるのがおすすめです。
湯船にしっかり浸かることで、体の芯から温めることができ、自律神経を整えられます
お湯の温度が高過ぎると刺激が強くてかえってリラックスになりませんので、40度ぐらいのお湯にしておきましょう。

もはや止めない

くしゃみは、異物を外へ出そうとする働きがあるので、無理に抑え込むのも問題があります。
くしゃみがよく出る時は、マスクやハンカチを手に持って、くしゃみをしても周囲へ唾液などが飛ばないように他の人へ配慮しましょう。

市販薬や病院には?

くしゃみを止めたい時、市販薬を使用するなら原因にあったものを選びましょう。
花粉症なのに風邪薬を飲むと、本来必要ない成分まで取り込んでしまうことになります。
例えば、花粉症などアレルギーが原因でくしゃみが止まらないと考えられる場合は、アレグラやアレジオンなどを選んで服用してください。
病院でも効果のあるお薬を処方されるのでぜひ利用してください。

いかがでしたか?

寒暖差アレルギーの予防法としては、バランスの良い食事や適度な運動に加えて、規則正しい生活をすることが効果的です。
そしてストレスフリーにしたり体を温めることは自律神経を整えることに繋がり、よって寒暖差アレルギーも抑えることもわかりました。
寒くなってきたな、最近やたらとくしゃみが出るな、と感じた際には、今回ご紹介したことを意識してみてください。


■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
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