【じめじめにご注意!】カビ対策で梅雨を乗り切ろう!⓶

前回に引き続き、カビについて更に深堀りしていきたいと思います。
カビは、根付いてしまったら再発してしまいます。
念には念を入れて、さらに対策の知識をインプットしましょう!

カビはどこからくるの?

カビが生える条件とは

前回もお伝えしていますが、
実はカビ菌は空気中のどこにでも目に見えないカビ菌が無数にいるのです。
次の4つの条件が揃うと、カビ菌が成長してしまいます。
・ホコリなどの有機物
カビの栄養分になってしまいます。食品の食べかす、汚れ、ダニなども好みます。
・70%以上の湿度
60%以上から活発に活動し、80%以上で一気に増殖します。
・20~30度の気温
25~28度がもっとも生育に最適
・酵素
カビも生ものなので酵素が必要
このような条件が揃うことにより繁殖し広がり、

人間の目にも見える程度にまで繁殖するといわゆる「カビが生えた」

という状態になったといえます。

家の中でカビが生えやすい場所

家の中で特にカビが生えやすい場所は以下のような場所です。
・トイレ、浴室、洗面所、キッチンなどの水回り
・クローゼット、押し入れなどの収納部
・マットレスや敷き布団など、寝具の裏側
・タンスや食器棚、冷蔵庫など重い家具の裏側
・畳
これらの場所は共通して風通しが悪く、湿度が高くなりやすい場所です。
また、掃除が行き届きにくく、栄養源も豊富である場合が多いため、

カビにとってはパラダイスとも呼べる場所なのです。
もちろん、湿度の高いところや結露しやすい場所は要注意です。

ガラスなどの無機質な材質にカビは生えませんが、

その上にホコリがたまるとそのホコリにカビが生えてしまうこともあります。

カビの再発防止方法

カビの繁殖を防ぐためには、前項で説明したカビの繁殖条件を揃えないようにする必要があります。
すべての条件を揃えないようにするのは日本の気候を考えると難しいですが、
1つでも条件が揃わなければ、カビの繁殖を大幅に防ぐことができます。
・湿度→60%以下に下げよう
カビの繁殖条件の中で最も簡単に対策が可能なのが、湿度です。カビ菌は湿度が60%以下になるとほとんど活動できなくなります。
一般的に、人間が快適だと感じる湿度は40~60%なので、常に快適だと感じるように室内の湿度を調整すれば、カビ菌の繁殖も防げるというわけです。
湿度を下げるために最も効果が高いのは窓を開けて換気をすること。天気のいい日は積極的に窓を開けて、空気を通して湿気をこもらせないようにしましょう。
花粉などが気になる場合や雨の日は、除湿器やエアコンのドライ機能、換気扇を回すといった方法でも湿度を下げるには効果的です。
・温度→25度以下を心がけよう
カビ菌の多くは20~30度の気温を好み、最も活動が活発になるのは25~28度です。
特に気温の高くなる夏は、室温がこの範囲になりやすいので、窓を開けたり冷房を使用するなどして室温を下げるように心がけましょう。
ですが冷房を強めすぎると体調を崩してしまう可能性があります。また、カビは気温0~50℃までの範囲で基本的に活動ができるので、室温に気を付けていてもカビが繁殖してしまうケースもあります。その為、室温に対してはそこまで過敏にならずできる範囲で対応しましょう。
・栄養分→こまめな掃除を
こまめに掃除をすることは、カビにとって栄養源をなくすこと。
ホコリや繊維、木材など人間が汚いと思う汚れは何でもカビの栄養になるのです。
よって室内を快適で清潔な状態にするための掃除をするだけで大きなカビ対策になるのです。しかし、掃除機をかけたり、はたきでホコリを落としただけではこびりついた汚れは落ちません。その汚れからカビが繁殖してしまうケースもあります。
表面のホコリを除去したあとは、引っ付いている汚れを落とすための拭き掃除を定期的に行いましょう。

いかがでしたか?

カビは住まいの中だけでなく、食物にも生えてきます。

パンやジャムなど、生えた部分だけを除いて食べるようなことはしないでください。

カビは表面だけでなく、根を張って生えているので、見えない部分やその空間もカビで汚染されているのです。

毒性のカビもありますからくれぐれも吸い込まないように。

完全に避けることはできないカビとの関係ですが、十分に対策をしてうまく付き合っていきましょう!

 


■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
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