あっという間に9月になりましたね。9月は晩夏から初秋にかけての季節の変わり目。そして、秋の味覚が気になる月です♪今回は、9月が旬のサンマの特徴や豆知識をお伝えします。目利き方法も教えちゃいます!
*サンマとは
サンマとはダツ目サンマ科に分類される回遊魚。
サンマの豆知識
サンマには胃がない?!
実はサンマには胃がありません。でも、サンマは小さな甲殻類やプランクトンなどを捕食しています。ではどう消化するかというと、腸を使うのです。短い腸で30分程という短時間で消化、排泄します。そのため、サンマは腹ワタごと食べられるのです。
脂の乗ったサンマと産卵後のサンマでは脂の量が〇〇%も違う?!
秋のサンマは脂がのっていて美味しいですよね。その季節は北の海から三陸沖辺りまで南下してくる秋から晩秋にかけて。では、具体的に季節によってサンマの脂の量はどれほど違うと思いますか?8月のさんまの脂肪は約10%・10~11月のサンマの脂肪は約20%・産卵後は5%だそうです。秋のサンマの脂の乗った美味しさも納得の数値ですね。
サンマは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす?!
サンマはDHAを多く含みます。DHAとは多価不飽和脂肪酸のこと。このDHAは頭を良くする働きがあるということは皆様ご存知だと思いますが、実はコレステロールの数値にも良い影響があるのです!DHAに含まれるドコサヘキサエン酸が悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やします。そして、動脈硬化の予防・改善につながるだけでなく脳卒中や高血圧などの生活習慣病から身体を守ってくれるのです。
サンマの目利き方法ポイント!
・目が澄んでいるもの
目は定番のチェックポイント。綺麗な澄んだ目をしている物を選びます。
・エラが鮮やかな赤の物
エラ蓋を開け、中のエラの色をチェックしましょう。鮮やかな鮮紅色をしていれば新鮮です。茶色っぽくなっているものはお刺身には向きません。
・触って硬いもの
硬いサンマを選びましょう。鮮度が良いものは触った時に固く、持った時にぐにゃぐにゃしません。特に腹が硬いということがポイントです。
・銀色に光っているもの
体が銀色に光ったものを意識的に選びましょう。
・背が盛り上がったもの
サンマは脂がのってくるほど背が盛り上がります。体高が少し高くなったサンマを選びましょう。
最後に
今回は、秋の味覚の代表とも言えるサンマの豆知識についてお伝えしました^^美味しいだけではないサンマの魅力を知り、楽しく目利きしてご家族みんなでもっと美味しく食べて、元気に冬を迎えましょう♪