じめじめムシムシ、、とてもどんよりムードの季節がやってきました。紫陽花はきれいに咲くけれども・・・それ以外は天敵との戦いの日々です。
天敵とは、そう、「カビ」です!
通気性が悪いとすぐに発生します。手を付けていなかったお菓子、常温保存のままにしてしまったパンや、野菜はいたむ始末。お米に関しては、虫が発生してしまうことも。実は筆者も油断をしていて、いつもお米は冷蔵保存していたのですが、訳あって常温のまま置いてしまったら、いました、あの虫が。すべて処分してしまう他なく、節約生活実行中の身としてはかなりショックでした。
そんなショックの連鎖を起こしてほしくない!と思い、今回は改めてこの時季だからこそ、食品保存方法の見直しをおススメします!
梅雨どきは天敵の打ってつけ
梅雨どきは「湿度」「水分」「細菌やカビなどの微生物」「コウゾウムシや粉ダニといった虫」の原因が顕著になり、食品がよりいたみやすくなってしまいます。
逆に言えば、それらの対策をきちんとすれば、梅雨どきの食品保存も怖いものなし!様々な原因に打ち勝つための方法をご紹介しましょう!
湿度対策
■湿気やいたみを回避!食材別の保存方法
-根菜や夏野菜-
たまねぎやじゃがいもなどの根菜・イモ類は、通常は常温で保存できます。トマトはきゅうり、なすなどの夏野菜も、冷蔵庫に入れると低温障がいを起こして風味や食感が落ちやすいため、ほんとうは常温保存が向いています。
しかし気温が高くなるこの季節は、こうした野菜も常温ではいたみがはやくなってしまうので、冷蔵庫の野菜室にいれるのが得策です。
-葉もの-
葉がついている野菜は根と葉を分けます。葉っぱが乾燥していくことにより根っこの水分がどんどん奪われてしまいます。例えばキャベツは芯をくりぬくのおすすめ。ほうれん草などの葉っぱの多い野菜は、水分を数分吸わせて置き立てて保管。できる限り収穫前と同じような状態で保管するといいですね。
-香味野菜-
生姜やニンニクなど少量ずつ使用する野菜は、あらかじめみじん切り等に下処理をして冷凍保存することがおすすめ。特にニンニクは冷蔵庫のように暗い所に保管すると、根が生えてきます。窓辺に吊るすなど、風通しの良いところに保管することで長持ち。使うときのことも考えると、時間があるときに小分けにして冷凍しておくと便利。
-肉類-
肉類は1回に使用する分量ごとに保存することがポイント。本来、生のお肉の消費期限は三日程度。一番美味しく食べれるのはもちろん消費期限内に食べることですが、小分けにして冷凍保存することで2~3か月は日持ちするようになります。その際は厚さを均一に、極力空気に触れないようにすると解凍も楽に美味しく保存ができます。ハンバーグのタネなど、焼く直前の加工肉でも同様に可能です。
-魚介類-
魚介類も基本条件は同じ。1尾の状態の魚は内臓を取り除き、水分をしっかりふき取ることが大切です。保存期間はお肉と違い、2週間程度と短めですので注意しましょう。
-粉類、お菓子-
小麦粉など普段は常温で保存するものですが、味の含まれているお好み焼き粉やてんぷら粉、小麦粉を使ったお菓子にもカビが生えます。密閉容器などにしまい、湿気取りなどと共に保管しましょう。乾物も風味が落ちるので同様に。
水分対策
■蒸らさないように保存する
野菜の蒸れにも要注意です。買ってから4日以上経ってから使う場合は、水けを拭いた野菜を1個ずつペーパータオルや新聞紙に包んで、ポリ袋に入れます。まとめて包むと一つがいたんだ場合に他の物も悪くなってしまうので、1個ずつが鉄則。蒸れないように、袋の口はゆるく閉じます。
また、パンにカビがはえやすくなるのは、意外と水分が多く含まれている為。開封後は空気と触れ合ってしまい、常温だとカビの聖地になってしまいます。できるだけラップで小分けをして冷凍しましょう。冷凍したまま焼いても美味しく食べられます。
調味用味噌や、ジャムも注意。水分を好む菌が多いので、濡れた食器類で触れてしまうと冷蔵庫保存でも徐々に増菌していきます。良く乾いた清潔なスプーンですくいましょう。
微生物対策
■調味料の注ぎ口を清潔に保つ
この時季、微生物が好むのが調味料の注ぎ口。調味料を使った後は、注ぎ口のまわりをティッシュなどでさっと拭いて、常に清潔に保つ習慣をつけましょう。
なお開封後は要冷蔵のたれやソースはもちろん、しょうゆやみりんなども、この時期は冷蔵庫で保存するのがベストです。
虫対策
虫よけには、防虫効果のある成分を含む唐辛子やローリエを利用するといいでしょう。
唐辛子やローリエをそのまま、あるいは代用パックなどに入れて、お米や雑穀の中に入れたり、粉類の袋のそばに置いて保存します。なお良しとされるのは冷蔵庫保存。
分量目安は、米10㎏につき唐辛子なら5本、ローリエなら5枚です。
いかがでしたか?
本当に厄介なこの季節。食品だけでなく、体調も崩れやすい時季なので、間違っても傷んだ食材を口にしないよう、衛生面に気を付けましょう。健康で清潔を保ちながら、しっかり栄養をとって梅雨を乗り切りましょう!
■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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