【多すぎて困る!】迷ったときの決済方法を総まとめ!

現金払い、クレジット払い、デビットカード、キャッシュレス決済・・・世の中いろいろな支払方法が普及してきましたね。個人的には某有名通販サイトのツケ払いという選択にはおどろきでしたが、お金がないのにどうしても欲しくて利用した経験、あります。でもそれ、常連の飲み屋さんにしか通用しない話しじゃありませんか?
その分、ツケにする手数料が発生するんですよね。我慢すればいいものの、どうしてもその時欲しくなってしまって、待っていたら売り切れになるのも怖くて、苦肉の策でした。が、例のリボ払いのような仕組みでもないので、安心でした。それにしても、人間の欲に”つけ”込んだ仕組みですよね・・・
という訳で、今回は世の様々な支払方法を整理していきたいと思います。使用方法によっては得するものもあったりなかったりするんです。ご自身に合ってお得かも!?と思える支払方法をぜひ見つけてください。

決済とは?

ここからは支払方法を「決済方法」と呼びます。決済とは、「金銭等によって支払を行い取引を終了させること、または、金銭上の債務や債権等を清算することである。」とされています。その場で現金を支払う方法以外に何があるのでしょう?

キャッシュレス決済

それはキャッシュレス決済。現金以外での決済のことです。
「キャッシュ」は日本語で「現金」、「レス」は「~がない」と言います。「現金がない」という意味で「キャッシュレス」です。実店舗だけではなくインターネットで買い物するときも、現金を使わなければキャッシュレスと言えます。

キャッシュレス決済は非常にたくさんありますが、大きく4種類に分けられます。
<4つのキャッシュレス決済>
➀デビットカード
店頭でのカード利用が多い、銀行口座の預金から即時に引かれるため現金のように扱える
➁クレジットカード
店頭ではカード、ネットではカード番号で非接触型決済ができる、銀行口座から後払いされる
➂ツケ払い
今月は支払う余裕がないとき、2か月以上先延ばしにして支払う、振込式
➃バーコード&QRコード決済
主にアプリの非接触型、クレジットカードと連携の為後払い
➄電子マネー
カードと、アプリの非接触型がある、前払いだったり後払いだったり

さらに深堀りをしてそれぞれの違いや強みを比較してみましょう。

➀デビットカード

レジで決済時に口座残高から利用額が引落とされるのが「即時支払い」です。設定した銀行口座に入っている金額以上は、利用できません。なので銀行口座に支払いたい分のお金がないと買い物時の支払いができないときもあります。
基本的にはカードでの利用が多いですがゆうちょPayはアプリの中でも即時支払い方法対応もしているようです。
・支払方法⇒即時払い
・利用可能額⇒預金口座の残高まで
・申し込み・審査⇒銀行に申し込みが必要、審査なし

▶▶メリット
・口座のお金の範囲内で使いすぎず管理がしやすい
・デビットカードは銀行が発行するので、銀行に口座があれば、16歳以上であれば誰でも申込のみの審査不要で発行できる
・海外でも出金できるので、高校生のお子さんが海外留学に行かれて送金したい時などに現地通貨で引き出せる

▶▶デメリット
・取り扱い店舗が限られる
(特に、Jデビットカードという銀行のキャッシュカードがデビットカードになっているものは使える店が少ない。ポイントもつかず海外でも利用できない。国際デビットカードのほうが利便性は断然よいので、デビットカードとして使うのであれば、申込をしてでも国際デビットを使われるのがおすすめ)
・店頭での使用が多く、ネット利用は少ない
・口座にお金がないと使用できない

➁クレジットカード

クレジットカードで支払うとまとめて請求があがり、あとから指定の銀行口座よりまとめて引き落としがされるいわゆる後払いになります。後払いなので、支払いたい分のお金がすぐ銀行口座になくても、カード限度額内なら支払いをすることができます。
・支払方法⇒後払い
・利用可能額⇒審査で決まった利用限度額の範囲内
・申し込み・審査⇒クレジットカード会社に申し込みが必要、審査あり

▶▶メリット
・対応している店舗が多い
・ネットでカード番号を入力して非接触型決済ができる
・海外でも使える
・給料日前などお金がすぐに口座になくても支払いができる為、金額の大きな買い物にも便利
・支払いで0.5%~5%還元でポイントが貯まり、公共料金・電気ガス・携帯電話など決まった支払い、電子マネーやスマホ決済と紐づけるとポイント還元率が大きくなることも多い
・1回払い・2回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス払いが可なので、高額な買い物をしたいが手元にすぐお金がなくても、あとから支払い額を調整できる

▶▶デメリット
・カードを利用しても返済できるかどうかの信用の審査があり、現在の収入や過去の支払いの信用履歴などを基準に審査が行われる為、作れないこともある
・3回以上の分割払い、リボ払いは手数料がかかるので要注意

➂ツケ払い

こちらはネット通販等で商品が届いてから振込やコンビニなどで代金を支払う方法になります。
ツケ払いを採用している大きなサービスとしては「ZOZOTOWN」「UNIQLO」「GU」などのアパレル系企業・ブランドになります。その採用理由としては、ネットで購入した服などは返品率が高く、後払いの需要が大きいという点が挙げられます。
支払いまでの流れとしては、①商品の購入(与信審査)→②商品の発送→③請求書の郵送→④コンビニや銀行にて振込 となります。

▶▶メリット
・年齢制限が無い
・お金に余裕がなくてもモノが手に入る

▶▶デメリット
・振込手数料などがかかることがある
・支払期限がある
・利用金額に制限がある
振込手数料などがかかることがあるのは、商品が注文後、手元に届いてから支払う際の方法としては「コンビニ支払い」「銀行振込」が一般的には多い為、サービスによって手数料が発生することがあります。UNIQLOやGUでは「NP後払い」という決済サービスを利用して後払いサービスを提供しており、こちらは銀行振込以外のコンビニや郵便局での支払い時に手数料は発生しません。逆にZOZOTOWNの「GMO後払い」や「クロネコ代金後払い」は手数料として324円が発生します。

非接触型決済(非接触IC決済)

電子マネーとバーコード&QRコード決済はスマートフォンインストールしておいた専用アプリを用いて支払いをします。
スマホに搭載されたNFC・FeliCa・Bluetoothなど無線通信系の技術を利用した決済方法です。支払時にスマホを専用の端末にかざして決済します。スマホ1台で買い物やサービスの利用ができるため、財布を持ち歩く必要がなくなります。経済産業省が推し進めるキャッシュレス・ポイント還元の影響もあり、近年急速に利用が広がっているのが、キャッシュレス決済の中でも非接触型のスマホ決済です。

➃電子マネー

・元々はカードからできたもの。最近はアプリを利用する人も多い。
・お金をチャージする前払い方式と、クレジットカードと連携させる後払い方式がある※1
・暗証番号やサインが不要で、決済が早い
・自動販売機で使えるものもある
種類は以下の通り。
・Suicaなどの交通系ICカード
・Edy
・nanacoなどの電子マネーカード
・QUICPayなど

➄バーコード&QRコード決済

こちらには決済方法が2通りあります。1つ目は、インストールしておいたスマホのアプリを立ち上げてQRコードやバーコードを表示させ、画面を店側に読み取ってもらう方法です。2つ目は、店側のQRコードやバーコードをスマホで読み取る方法です。
・お金をチャージする前払い方式と、クレジットカードと連携させる後払い方式がある※1
・暗証番号やサインが不要で、決済が早い
・手数料無料で他の人に送金できる
種類は以下の通りです。
・PayPay
・LINE Pay
・au PAY
・楽天ペイ
・メルペイ
・ゆうちょPayなど

※1、前払い(プリペイド、チャージ)
この前払い方法も2通りあり、1つは事前にスマホ決済アプリにお金をチャージしておき、支払いの都度、チャージ分から引落しとなるのが「前払い」です。あらかじめチャージしておいた範囲内のみ利用可となっているため、使いすぎが心配な方に向いています。
もちろんチャージ分がなくなれば追加チャージも可能ですが、ここで2つ目の方法として、クレジットカードと連携させたオートチャージ機能を提供しているサービスもあります。設定方法によっては自動でチャージされ、前払いのような、後払いのようななんともややこしいのですが、これは想像以上にたくさん使ってしまう可能性もあるので、注意しましょう。

▶▶➃➄メリット
➃電子マネーと➄バーコード&QRコード決済は共に非接触型決済ということでメリットデメリットはほぼ同じ。クレジットカードのような暗証番号も不要、お財布不要で、とにかく便利ではやく、スマホを取り出しかざすだけで支払いが完了します。他のメリットもまとめました。

・ポイント還元でお得
クレジットカードと連携させると同様に、利用に応じてポイントが還元されます。還元率は、サービス業者によって異なりますが、現在の還元率は0.5~3%と高め。また、加盟店で利用できる割引クーポンの提供やキャンペーン時にはお得なサービスを提供している業者もあります。
もちろん、現在政府が実施しているキャッシュレス・ポイント還元制度の対象にもなっています。賢く利用することで家計の節約に役立てることができそうです。
・ATMで現金を下ろす回数が少なくなる
手元に現金が必要なケースが少なくなるため、ATMを利用する機会が減ります。低金利の状況下では1年間で付与された利息額より1回あたりの手数料額が大きい場合もあります。スマホ決済にすれば、そのような手間や費用が少なくなります。
・支払い履歴などを簡単に確認できる
スマホ決済は、利用後すぐに支払い履歴を確認することができます。支出管理を簡単に行うことができる点も魅力です。
・セキュリティ面も安心
スマホに暗証コードや指紋認証を設定しておくことで、他人に使われにくくなる点もメリットのひとつ。通知機能を設定しておけば、不正に利用されても発見がはやくなります。また、被害に遭っても(サービス業者によっては)補償制度があります。
・審査不要で使える
スマホ決済には審査がありません。決済アプリをインストールし、チャージやカードへの紐付けなどの必要な操作をすればすぐに利用することができます。
・個人間の送金に対応したサービスもある
スマホ決済サービス業者の中には、個人間の送金サービスを提供しているところもあります。たとえば、宴会の席での割り勘を行うときなどに便利です。

▶▶➃➄デメリット
もちろんデメリットもあります。

・スマホの充電が切れると使えない
スマホの充電が切れてしまうと利用できません。また、通信環境が不安定なところではアプリの立ち上げに時間がかかる場合もあるので注意が必要です(一部、モバイルnanacoをはじめとしたおサイフケータイの機能を利用した決済では、スマホの電源をオフにしていても利用できるものがあります)。
・各サービスの加盟店でなければ使えない
自分が利用しているスマホ決済サービスの加盟店でなければ利用できません。経済産業省が推進しているキャッシュレス・ポイント還元制度もあり、スマホ決済を導入する店舗は増えていますが、支払いの前に念のため確認するようにしましょう。
・初期設定が必要
スマホの機種変更をした場合には、移行手続きが必要です。利用するサービスによりますが、機種変更前にアカウントの確認が必要な場合もあります。

知っておきたいスマホ決済の注意点5選

ここからは、スマホ決済を利用するうえでの注意点を紹介します。

・事前に認証設定をしておく
スマホを紛失したり盗難に遭ったりしたときのことを考えて、スマホの認証設定をしておきましょう。認証設定の種類には、パスワードや生体認証などがありますが、不正防止を強化したい人は指紋認証や顔認証などの生体認証をおすすめします。
・トラブル時の窓口を確認しておく
スマホ決済はアプリで支払い履歴や利用通知を確認することができます。しかし念のため、不正利用などのトラブルがあった場合の対応窓口(サービス事業者など)を確認しておきましょう。
・スマホ紛失時は利用停止の手続きをする
認証設定をしても、不正利用のリスクを完全に抑えることはできません。スマホを紛失した場合にはスマホ決済サービスの利用停止の手続きをしましょう。
・画面が割れていると使えない場合がある
スマホの画面が割れていると、QRコードやバーコードを正確に表示できないことがあります。また、スマホのカメラが壊れるとQRコードやバーコードを読み取れなくなる可能性があります。キズや衝撃からスマホを守るフィルムなどで、端末をきちんと保護しておきましょう。
・子供に使わせる際はルールを決める
子供にスマホ決済の利用を許可する際は、事前に話し合い、ルールを決めておきましょう。例えば、「前払いのチャージタイプのみ」「チャージは月いくらまで」など、「お小遣いを電子マネーで与える」という方法も良いかもしれません。

いかがでしたか?

このように近年は支払い方法も増え、サービスに合わせた決済方法を自由に選べるようになっています。特に、政府のキャッシュレス・ポイント還元事業の影響もあり、スマホ決済を利用する人は増えてきていますね。しかし、便利だからといって自動チャージ設定などにしていると、意図せずに使いすぎる可能性もあります。決済サービスの仕組みを確認し、心配な方は使いすぎのリスクを抑えられる方法を選びましょう。
そしていずれの支払い方法も使った履歴をまめにチェックし、計画的に利用・運用をしてお買い物などを楽しみましょう!


■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
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