さて、みなさん年末恒例の大掃除の段取りはできていますか?
しかし、あえてこの時にしなくても、普段のお手入れができれば
年末はゆっくり過ごせるのではないでしょうか?
その為に今回は大物のひとつである、寝具類のお手入れ法をご紹介します。
敷き布団のお手入れ方法
汗は掛け布団よりも敷き布団に多くたまります。
たまった湿気を放置してカビや雑菌などを繁殖させないよう、こまめに布団を干しましょう。
干す頻度は?
■綿→1週間に1~2回、3~4時間程度
■羊毛→2週間に1回、2時間程度
■ポリエステル→1週間に1回、2~3時間程度
干すときのポイントは?
両面を均一に干すようにしましょう。
一方の面だけ干すと、反対面に湿気が残ります。
特に敷ふとんは、肌に接する面よりも裏側の面に湿気がたまりやすい傾向にあります。
干すときは、側生地の劣化や汚れを防ぐ為カバーは外さずにかけたまま干しましょう。
干す時間帯は?
空気が乾いた午前10時から午後3時までの時間が最適です。
保管方法は?
押し入れの中はどうしても湿気がこもりがちです。保管するときはスノコを置いて
風通しを良くし、陰干しして湿気を逃がし熱をとってから、使い古したシーツなどに包んで保管しましょう。
ビニールケースなどの通気性の悪いものに入れて保管すると、ムレてにおいがついてしまうことがありますので
避けましょう。吸湿シートなどを使うとより効果的です。
また、防虫剤のご使用もおすすめします。
フローリングの上に敷き布団を敷いている方へ
人は、寝ている間にコッピ1杯分の汗をかくといわれています。
特に敷き布団をフローリングの上に直接敷いている場合、フローリングは湿気を吸収しないため
水滴になって床に溜まり、再び敷き布団に水分がもどってきてしまいます。
さらにそのまま敷きっぱなしにしていると、カビの原因に。
敷き布団の下にマットレスを敷いている場合は、マットレスにカビが発生します。
フローリングの上に敷き布団を敷く場合は、折りたたみ可能なスノコベッドなどを利用して
通気性を確保すると良いでしょう。
マットレスのお手入れ方法
日ごろのお手入れは?
マットレスはモノによっては重量もあり日々のお手入れは大変。
しかも敷き布団と違い干すことができないものもあるので
自分の方法で正しいお手入れができているのか不安ですが、
以下の方法を行っていれば安心でしょう。
■1~3か月に1回、マットレスを裏返し、上下を置き換える
■3か月に1回は日光に当てられるのが理想
■ベッドパッドはこまめに洗濯、お手入れをする。
清潔に保てるよう意識しましょう。
マットレスの裏返し方は?
➀マットレスを手前に引き、90度回転させる
➁ベッドの足元に寄せる
➂側面で立てる
➃表と裏を逆にする
➄頭と足が逆になるように回転させる
シーツ・カバーのお手入れ方法
汗や皮脂を直に吸収するカバーやシーツは、特にこまめにお洗濯をしましょう。
お洗濯のポイントは?
ファスナーのついているタイプのものは裏返しにしてファスナーを
閉じて洗うと、糸くずが四隅にたまるのを防ぎ、
ほかの洗濯ものが混入しません。
但しカバーの汚れがひどい場合は裏返さない方が汚れが落ちます。
干すときのポイントは?
脱水後はすぐに干すようにしてください。
湿ったまま放置すると、シワやにおい、色移りなどのトラブルの原因となります。
干す前に一度小さくたたんでたたき、
シワを伸ばしてから広げて自然乾燥させましょう。
タンブラー乾燥について
タンブラー乾燥機で高温のまま長時間乾燥させると
繊維が抜けたり、縮みの原因になりますのでご注意ください。
ふとんたたきについて
ちなみに、布団を強くたたいている光景をよく見かけますが、
これは詰め物の繊維がちぎれて布団が傷む原因になります。
布団をたたいて出てくるものは、一見ホコリのように見えますが実はちぎれた繊維なのです。
ホコリをとるだけならブラッシングで十分。
中綿のホコリやダニが気になる時は、掃除機に布団用のノズルヘッドを付けて吸い取りましょう。
衛生的で、生地を吸い込むことなく簡単にお掃除ができます。
ブラッシングをする場合は、師範の洋服ブラシをお使いください。
いかがでしたか?
間違ったお手入れをしていた、なんて方はいましたか?
コラム担当自身も、いつも布団はたたくものと認識していました。
ですが、掃除機で吸うことが一番良いと知り、明日から早速習慣づけたいと思います。
皆さんも大掃除までためずに、日ごろのお掃除に取り入れてみてください!
■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
更に契約ガス会社の見直し、プロパンガスについて疑問などございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
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