も~、い~くつ寝~る~と、お~しょう~が~つ~♪
と、クリスマスを飛ばして年末休暇のお話しですが、
12月は何かと行事が重なり羽目を外してしまう人も少なくありません。
今年は自粛モードということもあり
家にいるならいるで食に走ってしまう、なんてことも。
そこで年末こそ気を付けたい食生活。
特に、「高血圧」の方は生活習慣病にも影響してきますので
このお休みの期間に、かえって日々の生活を整えてみるのはいかがでしょうか?
すでに診断されている方も、そうでない方も、この期間で損をしない為に
今回は「高血圧」に着目をして、ご自身の健康状態を見直してみましょう!
3人に一人は高血圧
現在、日本で高血圧に該当する人は、推計4300万人と言われています。
驚くことに、国民の3人に1人は高血圧であるにも関わらず、
そのうち7割ほどの人は十分な対策がとれていないのです。
血圧を知ろう
そもそも血圧とは何なのか?
60兆ともいわれる人体の細胞のすみずみにまで、酸素や栄養を届けるのが血液の役割ですが
血圧はその血液を全身に循環させるために必要な圧力のこと。
ポンプの役割を果たす心臓から送り出された血液によって生じる、大動脈をはじめとした太い動脈にかかる
圧力のことを「血圧」と呼んでいます。
高血圧だとまずいこと
心臓が収縮して一気に血液を送り出したときに動脈にかかる最も高い圧力のことを
最高血圧(収縮期血圧)=上の血圧と呼び
心臓が拡張して再び収縮が始まる直前、最も低くなった圧力のことを
最低血圧(拡張期血圧)=下の血圧と呼んでいます。
この上下の血圧のどちらか一方または両方が140/90mmHg以上である場合が、高血圧です。
高い圧力がかかり続けることで血管のしなやかさが失われて動脈硬化が進み、
値が高くなればなるほど、将来、心不全や脳卒中などの重い脳心血管病を発症したり
これらの病気で亡くなるリスクが高まることが明らかにされています。
測る場所で血圧に差が出る
健診や受診の際に医療機関で測る血圧を「診察室血圧」、
家庭で自分で測る血圧のことを「家庭血圧」と呼びます。
家庭血圧の方が信ぴょう性は高く、診断にも用いられます。
そのため、血圧が上がり始める年齢(男性は40代、女性は50歳前後)になったら、
ぜひ家庭での血圧測定を習慣にしましょう。
自分の血圧を知って早めに生活改善に取り組むことで、高血圧の発症率は半分以下になります。
高血圧予備軍
高血圧でなくても、上が120~139mmHgかつ、または下が80~89mmHgならば
「血圧高め」(正常高値血圧~高値血圧)に該当。
高血圧の人ほどではないものの、正常血圧の人に比べると脳心血管病の発症リスクが高く、
かつ高血圧に移行しやすい‘高血圧予備軍‘です。
特に上の血圧が130mmHg以上の人は要注意です!
高血圧のタイプ
高血圧には大きく分けて3つのタイプがあります。
健診で正常でも油断は大敵。ご自身の血圧と以下の数値を見比べてみましょう。
・正常血圧⇒診察室血圧が120mmHg未満かつ80mmHg未満
家庭血圧では115mmHg未満かつ75mmHg未満
脳心血管病発症や死亡のリスクが低く、万人にとって望ましい血圧。
・高血圧(持続性高血圧)⇒140mmHg以上かつ・または90mmHg以上
加えて家庭血圧が135mmHg以上かつ・または85mmHg以上
場所や時間帯を問わず持続的に血圧が高い状態。
生活習慣の改善に加え、程度に応じて薬物治療が必要。
・底面高血圧⇒家庭血圧が135mmHg以上85mmHg以上
これは診察室血圧が140mmHg未満かつ90mmHg未満でも
家庭血圧の数値を基にします。
健診や診察では正常域で(高血圧が仮面をつけている)、
家庭で測ると高く出るタイプ。これも立派な高血圧。
・白衣高血圧⇒家庭血圧が135mmHg未満かつ85mmHg未満
これは診察室血圧が140mmHg以上かつ・または90mmHg以上でも
家庭血圧の数値を基にします。
仮面高血圧とは反対に、医療機関でだけ高くでるタイプ。
将来的に高血圧に移行する人が多く、要・経過観察。
いかがでしたか?
今回はまず、血圧について理解を深める内容をお伝えしました。
これを機に今年の健康診断結果を確認してみてください。
引っかかる数値がある方は要注意ですよ!
次回はそんな高血圧にならない為の予防策をご紹介していきます!!
■おわりに
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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