【依存していない?】子供とスマホの影響

 近年、スマートフォンの急激な普及に伴い、スマートフォンが日常的に子育てにも利用されています。
「健康に良くないと思いながらも、手軽な為つい与えてしまっている」
「公共の場で、子供の機嫌が悪い時は本当によかった。」など便利な反面、身体に良くない影響があることもわかっています。
今日は、そんな大人も子供も気づけば依存してしまっているかもしれないスマートフォンによる影響について、お伝えしていきます!

スマホ子育ての落とし穴

発達不全

乳幼児期は色々な体験を積み重ねていく中で、見る、聞く、触る、味わう、臭うなどの「五感」をバランス良く使っていくことが脳の栄養となり、豊かな感受性や安定した情緒の発達につながります。
その大事な時期にスマートフォンなどを長時間見ていて体を動かさないでいると、「五感」を刺激する機会が減ってしまいます。
更に、依存につながる危険性も高くなります。

愛着形成不全

言葉を話せない赤ちゃんや気持ちを上手に言葉にできない乳幼児には、周囲の大人が子供からのサインを上手にキャッチして適切に応答することが大切です。赤ちゃんの顔を見ずにスマートフォンの画面ばかりをみながら授乳したり、子供が話しかけているのに気づかずにスマートフォンを操作していたり。
そうした大人の姿は、愛着形成だけでなく、言葉や共感性の発達などコミュニケーション機能にも影響を及ぼす可能性があります。
また、親子で声を掛け合う、肌が触れ合う、体験を共有するなどの触れ合いの時間も減ってしまいます。

視力の低下

赤ちゃんの視力は0.01ほどですが、小学校に入学する頃には成人の視力までに発達します。
また、「遠くのものを見る」「奥行きを判断する」「動くものを追う」などをするなかで脳との連動も発達していきます。
スマートフォンなどの画面を見ているときは、近くで狭い画面をみているので、視力が育たず左右差が出てくる可能性があります。

ブルーライトの影響

スマートフォンの画面からはブルーライトが出ています。ブルーライトは昼間の太陽光に含まれている光で、目を通して脳内の体内時計に作用して、脳に昼間であると勘違いさせてしまいます。「夜にスマホを見る」「布団の中でスマホを見る」ことは、睡眠に悪影響を与えてしまいます。ぐっすり質の良い睡眠をとるために、寝る前のスマートフォンは大人も子供もやめた方が良いのです。

乳幼児期のメディア接触をコントロールしよう

⓵スマートフォンやタブレットは子供の遊び道具にせず、子供の手の届くところには置かないことがポイントです。
子どもの前ではできるだけ使わないようにしましょう。
⓶食事中・授乳中はテレビやスマホを消しましょう。
食事に集中し、会話を楽しみながら家族の団欒を大切にしましょう。
⓷毎日外遊びの時間を作りましょう。体や脳が最も発達するのが外遊びです。元気に体を動かしましょう。

いかがでしたか?

今回の題材については、正直コラム担当としても痛感する内容です。
娘のイヤイヤ期に突入したときに、ついタブレットで動画を見せてご機嫌をとってしまったのです。
そからは負のループ。タブレットがないと何も行動を起こさなかったり、見せると興奮状態になり寝る時間は遅く。
食事の時も見ないと気が済まず、食べる動作も遅くなり、会話もなくなり、かなり依存してしまった娘。
意を決してタブレットを封印することにしました。
始めは発狂との闘いでしたが、次第に娘も言葉が発達してきてコミュニケーションをとるようになり、
向き合う時間を大切にするようにし、ようやくタブレットがない生活を送ることができています。
もっと早くにこの悪影響について知っていれば、と思い、今回コラムに書かせていただきました。
皆さんも、できる限りスマートフォンの安易な利用は控えるなどして、子供を健やかに育みましょう。


■おわにり
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