【体を動かそう!】子どもの健康を維持する為に

秋ももうじき冬に変わるころですね。段々と夜は冷え込むようになってきました。
まだ、昼間は日差しがあれば気持ちのいい秋晴れです。
部屋にこもることなく、子育て世代は子どもと思いっきり外で遊びましょう。
その行動はのちに子どもの成長にも良い方向に影響するかもしれません。
今回は、子どもの健康についてのお話しです。

子どものロコモ

ロコモティブシンドロームという言葉を聞いたことはありますか?
加齢や関節の病気・骨粗鬆症による運動器(骨、関節、筋肉や神経など)の衰えによって、要介護・寝たきりになるリスクが高まる状態のことを指します。本来は高齢者に起こるものですが、近年跳び箱で両手首を骨折したり、単純にしゃがむことが出来なかったり、子どもたちを中心に発症することが問題視されているのです。このように体を動かす基本動作ができない状態を「子どものロコモ(ロコモティブシンドローム)」といい、注目されています。

子どものロコモ要因

・乳幼児からスマートフォンやゲーム機で遊ぶことが多い
・外の遊び場が少なく、かけっこやボール遊びをする機会が少ない
・一緒に運動できる大人や友達が少ない
・塾や習い事が多く、体を動かす時間が少ない
これらの要因により「立つ」「歩く」「座る」などの基本的な動きを支える体幹筋(体の中心部分を支える筋肉)の発達不足により運動器機能が低下してしまうのです。

子どものロコモチェックリスト

4・5歳対象にはなりますが、以下のチェックリストをご覧ください。
一つでもできなければお子さんは「子どものロコモ」かもしれません。
●体のバランス⇒両手を広げて5秒以上、左右ふらつかずに片足立ちができる
●下半身の柔軟性⇒足の裏を床につけて、後ろに倒れないでしゃがめる
●上半身の柔軟性⇒両手をまっすぐ上に上げられる
●肩甲骨と股関節の柔軟性⇒膝を伸ばしたまま、床に指が付く
●上半身の動き⇒じゃんけんのグーを作りながら肘を引き、パーにしながら腕を前に出す事をスムーズにできる。

子どものロコモを予防するためには!

赤ちゃんのときのずり這いやハイハイは、全身を使った動きでとても大切な運動です。
鬼ごっこやボール投げ・なわとび・サッカーなど外に出て楽しんで体を動かすことも予防につながります。
また、日ごろのお手伝いにも運動のチャンスがたくさんあります。
お風呂掃除や床掃除、布団干しなどには、手足の関節をたくさん動かし、柔軟性や筋力を鍛える要素がたくさん含まれています。
日ごろから親子で一緒にやってみましょう。

子どものロコモ体操

ロコモティブシンドロームを解消するための簡単な運動があります。
それぞれ、ゆっくり正確に5回ずつ行いましょう。
⓵深呼吸をします。息を吸うときに肩甲骨を閉じ、息を吐くときに開きます。
⓶両手をまっすぐ上に上げて、肩甲骨を押し上げ、つま先立ちをして伸びをします。そのまま、股関節で体を折り、上半身を前に倒します。両脇を左右交互に肩甲骨からだらだらと下げます。

いかがでしたか?

子どもの病気は親になって知ることばかりです。
少しでも知識があれば予防できることもあるので是非実践してみてください。
そして、季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあるので、手洗い・うがいを忘れず、衣服の調節などをして風邪もきちんと予防しましょう!


■おわにり
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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