今年はお日様もにっこりの冬。
外で日向ぼっこしたくなる気候が続いていますね。
これは春の訪れも間近でしょうか。
彩りの春に向けて、旬の野菜を食卓に取り入れるのは
健康にも美容にも、気分的にもプラスの効果があります。
以前にも旬の野菜の内容をご紹介していますが、今回は春の野菜についてです。
旬の野菜とは?
まず、旬の野菜というのは、その季節に最も多くとれ、最も味の良い野菜という意味です。
旬の野菜は香りや味わいが明らかに違い、その野菜の本当の味や特徴が出ます。
特に、春野菜の特徴としては、「苦味」「香り」「辛味」が挙げられ
健康に良い成分を含む物が多いのです。
・苦味・・・溜まった老廃物を外へ排出し、代謝を促進する効果が期待できます。
・辛味・・・解毒作用、免疫増強作用、血行促進作用があります。
・香り・・・精油効果によるリラクゼーションや、同じく免疫力UPなどの効果があります。
3種類いずれの要素にしても、体に良質な効果がふんだんに含まれています。
冬の間は寒さのせいで体が縮こまり、代謝も落ちています。
代謝の落ちた体にとって春野菜を摂取することは、春からの体調改善に絶妙な効果をもたらします。
その為、春野菜は四季の野菜の中でも最も健康に良い成分を含んでいるといえるでしょう。
春の野菜にはどんなものがある?
・春キャベツ
・春レタス
・菜の花
・アスパラガス
・そら豆
・さやえんどう
・さやいんげん
・タケノコ
・新ジャガイモ
・新たまねぎ
・ニラ
・せり
・うど
・ふき
今の世の中は大変便利になったので、オールシーズンあらゆる野菜を調達することができます。
その為野菜に対して季節感を意識しないことも多いのですが、実はかなり馴染み深い野菜も春に旬を迎えるのです。
こうして見ると彩の濃い食材が多いですね。食卓も華やんで気分が上がること間違いなしです。
春野菜おすすめの召し上がり方
春野菜は新芽や芽吹きの香りを壊さないように、できるだけ薄味でシンプルに、
素材をいかした調理方法で春を楽しみましょう。
そのまま食べる
【作り方】
野菜は食べやすく切り調味料をつけて食べる。
【調味料】
おすすめは和風の調味料みそ、しょうゆ、塩、またはマヨネーズやドレッシングも。
下記の手作りのごまドレッシングなどもおすすめ。
白すりごま、マヨネーズ・・・各大匙4
砂糖・・・大匙2
酢・・・大匙1
サラダ油・・・小匙2
醤油・・・小匙1
濃厚で香ばしいので焼き野菜にかけても絶妙です。
塩もみ
【作り方】
野菜は食べやすく切り、塩でもむ。
【調味料】
塩のみ。
少なめの塩でさっともんでからサラダとして食べる。(マヨネーズや油が少なくてもできます。)
塩でもんでからプラスの食材で香りやバリエーションを楽しむ。
プラスの食材:しょうが、青じそ、ゆずこしょう、梅干し(ねり梅)、塩昆布
酢の物
【作り方】
野菜は食べやすく切り、(うどなどアクの強いものは水にさらして水気を切る)調味料をかける。
【調味料】
基本は二杯酢(酢大さじ1/2・しょうゆ小さじ1・塩ひとつまみ・だし小さじ1)
※だしがなければ代わりに水を酢の酸味が和らぐ程度に加えても。
簡単にするにはだししょうゆ(市販)+酢
またはポン酢(市販)に好みで酢などの調味料を足す。
おひたし
【作り方】
野菜はさっとゆでて食べやすく切る。
キャベツやアスパラガスはあくがないので、さっとゆでた後、水に取らないで冷ます。茹ですぎないように注意。
【調味料】
だししょうゆ(しょうゆ大さじ1・だし大さじ1~1.5)
※だしの取り方
鍋に水と昆布を入れて火にかける
煮立つ前に昆布を取り出して鰹節を加え、火を止める。ざるでこして出来上がり。きれいな容器に入れて
冷蔵庫で保管。4~5日はもつ。
【食べ方】
だししょうゆをかける、または+材料⇒おかかをかける、からしを添える、すりごまを加える、のりで和える
いかがでしたか?
本当にいたってシンプルな召し上がり方ばかりですが
肉や魚などのたんぱく質の「おいしさ」や、油(脂)を使った「コク」のある料理もいいけれど
肉も脂も入らない、旬の野菜の素材を生かした料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
季節の訪れを野菜の味や香りで感じ、体に優しい料理を楽しんでいきたいですね。
■おわにり
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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