気軽にできる紫外線対策♪ | くまざわ株式会社

皆さんこんにちは！
夏が近づいてきていますが、それと共に
紫外線も強まってきますね…！
紫外線はお肌の敵！
そこで今回は、紫外線対策を
コラムとしてご紹介していきます！

■そもそも、紫外線って何？

私たちが日々浴びている太陽光は、
波長により、「紫外線」「可視光線」「赤外線」に分かれます。
「紫外線」は目に見える可視光線(いわゆる人間の目に見える「光」のことです)よりも波長が短いのが特徴で、地球に届く太陽光の約6%を占めているそうです。
紫外線には3種類あります。
1つ目が、「UV-C」というものです。
大気圏(オゾン層)などに全て吸収され、地表には届きません。
2つ目が、「UV-B」というものです。
こちらもほとんど大気圏に吸収されますが、一部は地表に到達します。
そして、人の身体に悪影響を及ぼします。
皮膚細胞のDNAを傷つけるなど、主に皮膚や目の表面に作用し、炎症やシミの原因となります。また、皮膚ガンの原因にもつながると言われています。
3つ目が、「UV-A」というものです。
大気からの吸収をあまり受けずに地表に到達します。皮膚の奥深くまで到達するおそれがあります。コラーゲンなどを破壊することで、しわ・たるみなどの原因となります。また、一部は目の奥にある水晶体や網膜まで到達するおそれがあります。白内障の原因にもなりかねません。
このように、紫外線は3種類に分かれています。UV-Cは地表には到達することがないため人体に影響はありませんが、残りの2種類に対しては影響を及ぼしてしまいます。これら2種類の紫外線に対し、どのような対策をとると良いのかをご紹介していきます。

■紫外線の対策法

UV-BとUV-Aでは、日焼け止めの表示が異なります。
「SPF」がUV-Bに対する効果を示す表示です。SPFは2〜50、さらに50以上の場合は50＋と表示されます。
一般的に、何もつけず紫外線UV-Bを浴びて日焼けするまでの時間は20分と言われています。
SPF1は20分間を表しています。
例えばSPF50の日焼け止めを塗った場合、16時間半肌を守ってくれるということになります。
「PA」はUV-Aに対する効果を示す表示です。PAはPA＋〜PA＋＋＋＋の4段階で表示されます。「＋」が多いほど防止力が高まります。
どちらの数値も多いものを選べばいいと思いがちですが数値だけで選んでしまうと、乾燥肌などのお肌トラブルを招いてしまうリスクが伴います。そのため大切なのは、どのくらいの時間自分は紫外線を浴びるのか、という指標をもとに日焼け止めを選ぶことです。
例えば短時間の買い物にしか出かけないのであれば、SPF10〜20・PA＋〜PA＋＋あたりのものを選択していただく。野外でスポーツを行う場合はSPF40〜50＋・PA＋＋＋〜PA＋＋＋＋あたりのものを選択していただくなど、シーンに合わせて日焼け止め選びを使い分けることで、お肌トラブルも防ぐことが可能になります。

■悪いことだけではない紫外線

紫外線は悪いものというイメージがあるかと思いますが、健康に欠かせないものでもあります。
紫外線はビタミンDと深い関わりがあります。ビタミンDには腸からのカルシウムの吸収率を高める働きがあります。また、免疫力を高める効果もあります。
そのビタミンDを、日光を浴びることで生成することができるのです。ビタミンDを生成してくれるのはUV-Bです。ただ、先述したとおりUV-Bは浴びすぎてしまうと皮膚ガンを招いてしまうおそれがあります。
そのため、皮膚へよ悪影響を及ぼさない程度の日光浴が重要です。
適度な日光浴は地域によって異なりますが、これからの季節である夏は、10分浴びる程度で十分な効果が発揮されます。