蒸し暑い日が続いて、梅雨明けが待ち遠しい時期ですね。
梅雨が明けると、いよいよ本格的な暑さの到来です。
この時期の気候の変化は、体に大きな負担がかかります。
体調管理をしっかり行って、暑い夏を元気に過ごしましょう。
脱水になりやすい原因
暑い時期に気を付けたい病気の一つに熱中症があります。
子どもは体温調節機能が十分に発達しておらず、大人に比べ熱中症のリスクが高いため注意が必要です。
そしてもちろん高齢者もリスクが高いです。
熱中症と脱水は密接な関係がありますが、脱水症状になりやすい理由を、子どもと高齢者に分けてお伝えします。
子どもの場合
・自分の意志で水分補給ができない
保護者が気づくのが遅れると容易に脱水症になりやすい
・体内の水分量が多い
大人は体重の60%に対し、子供の場合は70~80%と非常に多い為、大人よりも水分を失いやすい
・新陳代謝や呼吸数の違い
新陳代謝が活発で呼吸数、不感蒸泄(呼吸や皮膚などから失われる水分)が大人に比べ多いため、
それに見合う水分を補わないと脱水症になりやすい
・腎臓機能の問題
発達が十分でないため、電解質や水分を失いやすい
高齢者の場合
・暑さを感じにくい
暑さやのどの渇きを感じにくく、高体温になりやすいため
・水分が不足しがち
体内水分量が少ないので、脱水症状をおこしやすい
・汗をあまりかかない
発汗に時間がかかり、発汗量も少なくなり熱が体にこもりやすい
熱中症を予防するためには
次に、それぞれの原因に沿ったケア方法をご紹介します。
水分をこまめにとる
・1日1リットル以上の水分をとる
・暑いときは2~3時間おきにコップ1杯の水分をとる
・寝る前にコップ1杯の水分をとる
・外出時は水筒を持参し外でも水分をとることを意識する
・汗をかいたら梅干し入りのお茶など、塩分も一緒にとる
※水分や塩分に制限がある方は主治医に相談してください
暑さを避け熱を体から出す
・エアコンや扇風機を利用して室内温度を調整する
・睡眠時はエアコンの設定を弱めにし、扇風機は直接体に当てないよう首振りにする
・体調に気を付けて、無理な外出を控えるなど、我慢をせず十分に休む
・外出するときは日差しの強い時間はなるべく避け、帽子や日傘を使い、日よけをする
・首や脇の下を冷たいタオルで冷やす
食事、休息をしっかりとる
・食事はバランスが基本。食欲がないときは、食べられるものを口にする
・夜の睡眠以外にも無理をせず休むようにする
子どもの注意点
子どもが熱中症になりやすい要因として、大人よりも身長が低いことがあげられます。
通常気温は地面から1.5mの高さで計測しますが、
気温32℃の時には地面から50cmの高さでは35℃になります。
地面に近いほど、気温は高くなるのです。
大人が暑いと感じている時は、子どもは更に高温の環境にいることになります。
・汗をかかなくても水分をとる
※水分補給は糖分の多い清涼飲料水は控え、お茶や水などを与える
・外出や運動後は休息を取り、体を休める
・早寝早起きを心がけ、睡眠を十分にとる
・子どもを室内や、車に乗せたまま離れることは絶対にしない
いかがでしたか?
熱中症は自覚症状がないうちに、めまいなのどの症状が出て発見されることも多いです。
症状が出てしまってからでは、幼いお子さんや高齢者にとっては危機迫ることも・・・!
しっかり対策をして日本特有の蒸し暑い夏を、今年も乗り切りましょう!
■おわにり
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