皆さんこんにちは。11月も半ばを過ぎ、寒さが本気を出してきましたね。筆者は労働後に毎日、夜中にヒーヒー言いながら自転車を漕いでいます。身体が冷えると良くない!と聞いたことはございませんか?今回は何故それが良くないのか、そして冷えの対策をご紹介していきます。
◎なぜ身体が冷えると良くないのか?
身体が冷えることでの大きな影響は、免疫力の低下です。人間の身体は体温が1度下がると、免疫力が30%低下すると言われています。身体が冷えることで内臓の働きが悪くなり、風邪や感染症を引き起こしてしまうことがあります。冷えは「万病のもと」と言われているように、がんなどにも冷えが要因の一つであるのではないかとも言われています。日常的な不調ですと、だるさや不眠、肩こりや頭痛などが起こりやすくなります。さらに女性は、特に注意が必要です。月経不順や子宮内膜症など、女性特有の事柄も「冷え」が原因で起こりうるからです。
また、美容にも悪影響を及ぼします。冷えにより血流が悪くなり、代謝が低下してしまうからです。代謝が低下してしまうと、老廃物が体内に溜まりやすくなってしまいます。下半身に老廃物が溜まると、セルライトが発生してしまうことも。また、肌の乾燥やくすみ、むくみなどをも引き起こしてしまいます。
◎冷え対策をしよう
身体の冷えは、悪影響ばかりということがよくわかりましたね。そこで気になるのが、どうしたら冷えの対策をできるのか、ですよね。2点、冷え対策を紹介していきます。
①食生活の改善で冷え対策
食べ物や飲み物など、毎日の食事による冷え対策を行うことが効果的です。例えば、キンキンに冷えたビールや氷のたっぷり入った飲み物を飲む方は、逆に冷えの原因になります。自分の体温より高いものを飲んだり、食べたりすることが、冷え対策に繋がります。
それから、身体を温める野菜や肉などを多く摂取することも効果的です。身体をあたためる働きを助けてくれるビタミンEやビタミンB1を多く含む食材を摂取しましょう。ビタミンEが多い食材だと、うなぎやナッツ、アマニ油などがございます。ビタミンB1が多い食材は、豚肉やそば、大豆などです!筆者は毎朝納豆を食べるようにしています。
また、朝ご飯を食べることも効果的!朝ご飯をしっかり食べることで内臓のはたらきが活発になり、体温が上昇します。お味噌汁一杯でも大丈夫です。大豆も摂取できて効果ばつぐん!
②有酸素運動で冷え対策
なんと、身体の熱をつくるのは…筋肉なのです!「熱産生(ねつさんせい)」と言うそうです。実は筋肉のおかげで、日々私たちの体温が一定に保たれています。そして一定に保つ力を高めるには、「基礎代謝量」を上げることが大切なのです!そしてこの基礎代謝を上げる方法が、「筋肉量を増やすこと」です。筋肉量が多い人ほど、基礎代謝量も多いというデータがございます。ということは、運動を行うことが大切!日常的なことを少し、変えるだけでも効果はあります。例えば普段、エスカレーターやエレベーターを使う場面では階段を使うようにする、など、とにかく身体を動かす量を少しでも増やすのが効果的です。お散歩でも大丈夫!時間が空いた時は、
のんびり外を歩いてみても良いかもしれません。
◎いかがでしたか?
身体の冷えが与える影響は、なかなか恐ろしいものです。ですが、日々の生活習慣を少し変えるだけで対策できると思うと、頑張ってみようかなと思えますよね!
これから冬本番。冷え対策を今から行って、冷え知らずの身体になっておきませんか?
◎参考文献
https://www.city.noda.chiba.jp/kurashi/fukushi/hoken/1017562/1018185.html
https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/14.html
https://www.welpark.jp/eiyo-column/202001/
https://www.s-re.jp/magazine/health/05/#ct2
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/topics/140.html
https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/lifestyle_Q10.html
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/144.html