【お風呂でキレイに!】保湿効果抜群のパック方法を伝授

年明けから早1か月。
今年は暖冬といわれていますが
一日の疲れを癒すため、体を温めるために湯船にゆっくり浸かる習慣は忘れてはいけません。

入浴には、さまざまな美容効果や健康効果があります。
そんな入浴中は、乾燥しやすいこれからの季節の美肌ケアにも、もちろん効果を発揮します。
入浴中にパックをおこなうことで、美肌効果や保湿効果を高めてくれるのです。
しかし入浴中のパック方法を誤解している方も多く、間違った方法で実践されている方も少なくありません。
入浴中のパック方法を間違うと、肌を傷つけ、乾燥をひどくする場合もあるのです。
そこでここでは、入浴中の正しいパック方法を紹介します。

入浴中のパック効果とは

入浴中は肌が温まることにより、毛穴が開き、より美容成分を吸収しやすくなります。さらに湯船から上がる蒸気でスチーム効果も得られ、まるでエステサロンで体験するようなパック効果を自宅で簡単に得ることができます。
さらに入浴中にパックをおこなえば、お風呂上がりの急な乾燥を防ぐこともできるのです。
肌が乾燥する原因として、風呂上がりの急激な乾燥が挙げられます。入浴後わずか10分間で、肌内部の保湿成分と水分は、部屋の乾燥した空気に吸い取られていきます。
そのため、入浴後10分以内に保湿ケアをすることが美肌ケアの鉄則。
入浴後の肌の急激な乾燥を防いでくれるのも、入浴中のパック効果のひとつ。入浴中にパックを取り入れれば、入浴後の急激な乾燥をゆるやかにしてくれるのです。

入浴中NGなパックとは

しかし、入浴中のパックの種類には要注意のものがあります。
どんなパックでも、ただ使えば効果があるというわけではないのです。
特にシートパックやラップパックなどはNG。
これらのパックを入浴中にすると美容成分ではなく汗を肌内部に再吸収し、顔の肌自体をふやかせてしまいます。ふやけた肌は、肌内部の水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状態を作ってしまいます。
つまり、肌を保湿するために良かれと思ってするパックが、乾燥の原因をつくってしまうのです。これらのパックは、入浴後の温まった肌にするのが最も効果的。
また毛穴のシートパックも入浴中は避けてください。血流が良くなりすぎてしまい、赤みやかゆみの原因になってしまいます。そのため、毛穴のシートパックは入浴前におこなうのが効果的です。

入浴中におススメのパック

では、どんなパックが入浴中にオススメなのでしょうか?
それは、クリームパックやクレイパックなど、「塗るタイプのパック」です。

◆入浴中の正しいパック方法
すぐに取り入れられる入浴中のクリームパックの正しい方法を紹介します。
⓵まずは洗顔をおこない、しっかり顔のメイクの汚れや余分な皮脂を落としましょう。その後、軽く化粧水で肌を整え、美容クリームを顔全体にのせていきます。
その際、顔全体に美容クリームを「塗り込む」のではなく、「優しくのせていく」イメージでおこなうのが大切です。肌にクリームが目に見えて残っているくらいが良いですね。
特に乾燥しやすい目元、口元にはたっぷりのせましょう。そのほか、乾燥やシワなどが気になる部分も多めにクリームをのせていきます。
⓶そのまま湯船に15分~20分ほど浸かりましょう。湯船から上がる蒸気がスチームの働きをして、クリームの美容成分を肌内部へ送りこんでくれます。
その結果、肌の保湿効果が高まり、肌をリフレッシュさせると共に、シワやくすみ効果につながります。たっぷり寝た日のようにプルプルの潤い肌が手に入りますよ。
⓷入浴後すぐ、クリームは必ず洗い流してください。入浴中に書いた汗をたっぷり吸い込んでいるので、そのまま放置は厳禁。
⓸しっかり落としたあとは、化粧水や乳液などの化粧品で肌を整えていきましょう。手軽ですが、大変高い美肌効果がありますよ。

◆クレイパックについて
また毛穴の汚れや余分な皮脂を吸い取ってくれるクレイパックも、入浴中の使用がオススメです。
クレイパックとはその名の通り、泥が主な成分。
塗布してから乾くまでの間、毛穴の汚れや余分な皮脂を泥が吸収してくれます。
入浴中は毛穴が開きやすいので、クレイパックの吸収効果も増大します。湯船から上がる蒸気によって、クレイパックが乾燥するまでの時間が長くなるため、効果も高まるのです。
クレイパック後は、しっかりパックを洗い流しましょう。なお、クレイパックには、保湿効果は備わっていません。しっかり洗い流し、入浴後はすぐに化粧水と乳液で肌を整えることが大切です。

◆入浴中はボディのパックもおススメ
入浴中は、もちろん顔のケアだけではなく、ボディのメンテナンスのチャンスでもあります。特に角質が厚くなりやすく、乾燥してゴワゴワしやすいカカトやヒジ、ヒザのお手入れは、入浴中がオススメ。入浴中温まったカカトを、専用のヤスリで余分な角質を落としていきましょう。ヒジやヒザの余分な角質は、ピーリング化粧品で。その後、顔と同じように保湿クリームをたっぷりのせて入浴しながらパックするのがオススメです。
とはいえ、ヒザやカカトは、入浴しながらパックをおこなうのが難しい部分でもありますね。
そんなときは、「今日はヒザの日」「明日はカカトの日」など部分を定め、クリームを塗った場所は、無理のない範囲で脚を上げて湯船に浸かりましょう。
入浴後は保湿クリームをしっかり洗いながし、その後、新たに保湿クリームをカカトやヒジ、ヒザに塗り込んでいきましょう。
その際、カカトやヒザ、ヒジの溝にクリームを塗り込むように塗っていくと効果的。その上にラップなどをおこない時間をおけば、より保湿効果が高まりますよ。

いかがでしたか?

入浴中のパックには、効果があるものと逆効果になるものがあることに注意しましょう。
パック上手になって、乾燥に負けない潤い美肌を手に入れましょう!


■おわにり
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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