毎月かかる固定費のうちの電気代。
前回の続きとなりますが、
必ず必要な部分をどう節約するのか、「使用電力の見直し法」をまとめてみました。
電気代が高いと感じているご家庭は、ぜひ確認をしてみてください。
効果的に節約するために必要なこと
電気代の節約といえば家電の使い方や消費電力などについて紹介する記事が多くあります。
こちらのコラムでも載せています。
しかし実は家電の使い方や消費電力を変えたところで節約できるのはほんのわずか。
表面的な家電の使い方だけでなく、根本的にに電気代を節約したいと考えている方は、
下記の7つについて整理してみてください。
・世帯構成員は何人か?
・世帯構成員の年齢は何歳か?
・夫婦で共働きなど、誰もいない時間帯があるか?
・部屋数はいくつあるか?
・居住地が雪国など電気代がかかる事情はないか?
・電力会社はどこか?
・契約アンペアはいくつか?
電気の使い方や消費電力について考えるには、この7つのポイントについてしっかり見直した後の方が
効果が得られる場合があります。
それではさっそく、各ポイントについて整理していきましょう。
1.世帯構成員は何人か考える
世帯構成員の人数は電気代の料金に大きく影響します。
一人暮らしの電気代よりも必然的に五人暮らしの電気代の方が高くなるのは当然のこと。
2018年の総務省統計局の家計調査によると、2人世帯~6人世帯以上の電気代は以下の通り。
・二人世帯・・・9,559円
・三人世帯・・・11,024円
・四人世帯・・・11,719円
・五人世帯・・・12,846円
・六人世帯・・・16,414円
平均は10,765円となっています。
まずは平均と見比べ世帯構成員に対して我が家の電気代が安いか高いかを確認ましょう。
2.世帯構成員の年齢を考える
上記のようにまずは人数を見直し、次に世帯構成員の年齢を考えましょう。
世帯構成員に小さな子どもが含まれている場合、子どもが小さいうちは電気代があまりかからなかったものが
成人に近づくにつれ自室にこもるようになり電気代が上がり始めるなど、子どもの年齢によって電気料金は大きく左右されます。
3.家に誰もいない時間帯があるか考える
夫婦で共働きなど、家に誰もいない時間帯がある世帯の電気料金は必然的に安くなります。
妻が専業主婦であったり、外出する頻度が少なかったり、帰宅する時間が早い家族がいると、家にいる時間が長くなるので
その分電気料金は必然的に高くなります。
4.部屋数を考える
一人暮らしで1LDKの電気料金より、五人暮らしで4LDKの電気料金が高くなるのも当然。
日常的に稼働している部屋数が何部屋あるのかについても考えましょう。
5.居住地により電気代がかかる事情がないか考える
沖縄や北海道など、暑さ寒さが続く地域に住んでいる方の電気代も高くなる傾向があります。
また、ペットを飼っていると1年中エアコンをつけていなくてはいけない等で、電気代も高くなります。
6.電力会社はどこか考える
北海道電力、沖縄電力、東京電力の電気代は全国でも電気料金が高い電力会社ワースト3です。
年により多少の変動はありますが、特にこの3つの電力会社を使っている場合、何も余計な電気を使っていないつもりでも
月数千円程度、他の電力会社よりも電気代が高いという場合があります。
7.契約アンペアを考える
電気料金は基本料金と利用料金とその他調整料金(燃料費調整額や再エネ賦課金など)で構成されます。
利用料金は電気の使用量を控えることで安くできますが、基本料金は契約アンペアを見直さなければ節約できません。
現状の契約アンペアでブレーカーが落ちるなどの不便がない場合は、契約アンペアをひとつ下げるだけでも電気料金を節約できます。
いかがでしたか?
効果的に電気料金を節約したい場合は、まずこの7つのポイントについて考えましょう。
高くなる原因が分かったら、可能であればその原因と反対のことをしてみましょう。
例えば、小さな子どものいるご家庭で外出が少ない場合でも
地域センターにいくとシェルター活用として夏のお出かけを歓迎してくれている場所もあります。
外出をすることで家の電力を使わなくて済むのです。
しかし、電気代がどうしても高くなってしまう事情がある場合はやむをえませんので
無理のない範囲で節約することを心がけましょう。
今回のステップを踏まえ、次回は具体的な実践法もお伝えしていきます!
■おわにり
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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