季節は秋へ移り変わり、お子さんのいるご家庭では運動会やハロウィン、七五三のお祝いなど
イベントが盛んになる季節ですね。そのような時の大きな出費。かなり家計に響くものです。
こちらのコラムでも「節約」についていろいろご紹介していますが
やはり一番の節約になるのは固定費の節約ですよね。
そうはいっても、この節約の王道、どれだけの人ができているでしょうか。
食費や日用品は「我慢が必要」になりますが、固定費の節約は一度減らしてしまえば我慢する必要がないもの。
月1万円でも節約できれば月1万円収入が増えたことと同じことです。
その収入を、家族の楽しみに使うこともできるのです。
今一度固定費を見直して、家族の楽しみに充てられるような生活を迎えてみませんか。
という訳で、今回は固定費の節約についてご紹介していきます!
家計の固定費とは?
家計の固定費を節約しようと思ったらまずは「固定費とは何か?」ということを把握しておきましょう。
家計の支出は「固定費」「生活費(変動費)」「特別費」の3つに分かれています。
◆固定費→毎月決まって出ていく支出 のことを指す
厳密にいえば「光熱費は変動費である」など、何を固定費とするかはまちまちになりやすいですが
ここでは光熱費も含めて固定費と考えます。
まずは家計の中の固定費の内訳を書き出してみるこから始めましょう。
貯められない人の特徴
貯められない人の特徴は、収入に対して家計の固定費の割合が高いという傾向があるようです。
反対に無理なく貯めいている人は、収入に対して家計の固定費の割合が低いという傾向があります。
あれもこれも絶対に必要なものだからと支出を増やしてしまい、気づいたら毎月赤字。
生活が苦しく家計を回すのがままらなくなっている方もいるくらいです。
ご自身では無駄な固定費はないと考えていても、今一度見直してみることが大切です。
固定費を見直しするなら
固定費を見直しするならまずは固定費を4つのジャンルに分類して考えましょう。
●必須・・・絶対に当面やめられないもの「生活基本支出」と考える。
住宅ローン、管理費、修繕費、電気、ガス、水道、固定資産税、NHKなど。
●契約・・・自分の意志で契約をし発生している支出
携帯電話、固定電話、生命保険、インターネットなど。
●臨時・・・当面は削れないが、数年で終わりのある支出
教育費(義務教育)、幼稚園や保育園の出費、車ローンなど。
●自由・・・辞めても生活に支障がでないもの
習い事、新聞など。
このように、書き出した固定費がそれぞれどのジャンルに当てはまる固定費なのかを考えます。
それぞれのジャンルごとに見直しをするということが効率的な固定費の見直し方法になるのです。
分けてみると、まずどこから見直すべきかわかると思います。
「自由」に分類された費目からです。
ここに分類された費目の中で必要なもの以外は、削って安くするか、思い切ってやめるという選択を常に視野に入れるべき費目です。
といっても今まで続けてきたものをいきなりやめられるかといえば難しいものです。
なので、この「自由」に入れた費目の中で一つでもすっぱりとやめられるものはないか常に検討しつつ、
まずは「必須」となる「生活の基本となる固定支出」の見直しから進めていきましょう。
1. 生活の基本となる固定支出を見直す
「必須」費目にあてられた支出は、当面削ることが出来ません。必ず支払わなくてはいけない支出です。
まずこれらの支出は、収入に対して不必要に高くしないことが大切です。
電気・ガス・水道の節約術については過去の記事にて載せていますが、
これらを抑えることで10万円以上節約できることになるかもしれないので、あなどれません。
2.契約ものの固定支出を見直す
契約ものは、自分の意志で契約しているものですから、少しでも安くできないか検討するといいでしょう。
特に、携帯電話と生命保険の見直しがうまくいけば少ない固定費を維持できるものなのでぜひ挑戦を。
3.臨時の固定支出を見直す
臨時の支出は、一度始まるとなかなかやめられないので、見直すというよりは
始めるときに気を付ける必要があります。例えば、車のローンはもっと安い車にした方が良かったのでは?
など、家計の負担にならない額なの、先々のシュミレーションをしてみることが大事です。
いかがでしたか?
固定費ジャンル別に分けると、まずどこから節約の対象になるのかが分かりやすかったと思います。
次回からは、各ジャンルごとの、今までご紹介できていない項目の、具体的な節約術も載せていきたいと思います。
今からでも秋の行楽シーズンに間に合うように、見通しのつく節約をしていきましょう!
■おわにり
これからも生活の知恵や工夫、お役に立つ内容をご紹介していきます。
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