【見直し必見!】ガスの節約アイディア⓷~キッチン編~

今回はガスの節約アイディア第3編です。
毎日ガスを使う場所で次に思い浮かぶのがキッチンです。
電気コンロに比べて火力が強く、飲食店の厨房などでもガスコンロは重宝されています。
節約術を身につけて賢く利用しましょう。

キッチンでの節約アイディア

お湯は必要量だけをコンロで沸かそう

お湯を沸かす際には、ガスコンロで沸かす方法と電気ポットで沸かす方法があります。コンロでその都度沸かすとエネルギーを消費するように思えますが、実はコンロの方が安く済ませることができるのです。
1リットルの水を3回ずつコンロで沸かしたとしても、1度に3リットルの水を沸かして保温するポットより3円ほど安くすなります。毎日行うことだと思うと、こうした節約も侮れません。

落し蓋を活用しよう

調理の際にもちょっとした工夫をすれば節約につなげることができます。煮物などを作る際に木ぶたやアルミホイル、パラフィン紙などの落とし蓋をすると熱が逃げなくなるため、調理時間を半分以下に抑えることができてガスの節約にもなります。時短テクとしても有効なので、ぜひ覚えておきたい方法です。

火力を調整し、炎は鍋底からはみ出さないように

あまり知られていませんが、せっかく強火で調理をしても、炎が鍋底からはみ出ていると、熱が伝わりません。すると、火災の危険が増すだけでなくガスのムダ使いにもなってしまいます。
また、逆に弱火にしていると、時間がかかり放熱量が増えてしまいます。そのため大切なのは、鍋に合わせた火力調整を心がけることです。鍋底の広いものを利用するのも効率的に熱を届けるひとつの手なので、覚えておくと良いでしょう。

鍋底はしっかり拭いてから火にかけよう

洗ったばかりの鍋ややかんを再度使いたい場合でも、鍋底だけはしっかり水分を拭き取るようにしましょう。鍋底に水分がついていると、それを蒸発させるために余分な熱が必要になってしまうためです。拭いておけば、ガス量2%の削減になります。

食器洗い乾燥機は実は節約ポイント

食器洗い乾燥機も、うまく活用すると大幅な節約につながります。乾燥機はお湯をためて「洗い」と「すすぎ」をする仕組み。そのため、その都度お湯が必要になる手洗いと比較すると、少ない湯量で済ませることが可能となります。
使う湯の量は、手洗いに比べると9分の1。節水することによってガス量の削減にもなり、費用は5分の1になります。年間では8,000円以上の節約も見込めるので、導入を検討してみると良いでしょう。
また、乾燥機を利用する際に、設定温度を2度下げただけで年間1,000円以上の削減になったというデータもあります。数回分をまとめて洗ったりすれば、一層節約効果が高まるでしょう。

ごはんはコンロで炊けばふっくら&節約に

ごはんは炊飯器で炊くのが主流ですが、鍋に入れて火にかける方法でも炊くことができます。実はコンロで炊く方が電気炊飯器に比べ20分ほど時間が短縮できて、仕上がりもふっくらツヤやか。費用は電気炊飯器の半分以下に抑えることができるなど、いいこと尽くしです。
調理の際は、水とお米を入れた鍋を火にかけるだけなので、簡単にできます。最近は「炊飯」ボタンがついたコンロもあるので自動に炊くことも可能になりました。

グリルを上手に使って節約上手を目指そう

調理の際、グリルが頼もしい節約アイテムとして活躍してくれます。オーブントースターに比べ、時間も費用も半分近くに抑えることができます。
また、グリルは魚を焼くだけでなく、冷凍食品の温めやトースト、肉や野菜の同時調理も可能な万能選手。食材の余分な脂を落としてくれ、味が凝縮されるというメリットもあるので、仕上がりもアップします。両面焼きグリルであれば途中で熱を逃すこともないので、さらなる時短と節約が期待できるでしょう。